世界は内側にある (続)

◆悟り・ノンデュアリティ

世界は内側にある(リンク)を図的に表現するとこんな感じです。

下の丸い部分の中にある白抜きの人物が、本当の私です。

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そして、本当の私を「空」と言うこともあります。この「空」は空っぽという意味ではなく、全てを生み出す源としての「空」です。全てを生み出す源は、特徴や姿やカラーを持っていません。そこには時間すらありません。ただ何もない空です。何も無いからこそ、全てを生み出すことが出来るわけです。この「空」は自分の内側にあります。

そして、目の前に映し出された世界があり、その世界は「空」から生み出されたものであり、全ては例外なく「空」が源です。

肉体も映し出された虚像であるものの、この映し出された世界は五感によって実感を伴うため、これこそが現実であるという思い込みが起きます。

こうして、肉体こそが「自分」であり、現実であるという思い込みに至り、「空」を忘れてしまうという構造がこの世界にはあります。

そして、多くの人がこの映し出された、見かけの世界を信じて、この中で自分探しをするわけですが、そこには本当の自分が存在しないため、あれやこれやと理屈を考えて、自分とはこういう存在であるという物語を生み出していくのですが、この物語が、私たちが普段目にしている人間社会なのです。

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