全日空 羽田空港で預かり荷物載せず出発

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8月12日に羽田空港で全日空が預かり荷物を載せず出発して、便によっては全く荷物を積まないで乗客だけを載せて目的地までフライトしています。

NHK NEWS WEB 8月12日 11時52分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160812/k10010632641000.html
全日空 羽田空港でトラブル 計28便が荷物載せず出発
12日朝、羽田空港で、全日空の乗客の荷物を機内に運ぶベルトコンベヤーが一時停止するトラブルがあり、合わせて28便が預かった荷物の全部か一部を載せないまま出発しました。全日空はトラブルをおわびした上で、後続の便で12日中に各地の空港に荷物を届けたいとしています。

その理由についてNHKのニュースでは、

荷物を載せないまま出発させたことについて、全日空は、出発の遅れが相次ぐことで、機体のやりくりに影響してその後の便が欠航したり遅れがさらに拡大したりすることを避けるためだったとしています。

と書いています。
調べてみるとANAの国内旅客運送約款では、

国内旅客運送約款
http://www.ana.co.jp/siteinfo/domestic/conditions-of-carriage/
第28条 受託手荷物の搭載
受託手荷物は、その旅客の搭乗する航空機で運送します。ただし、搭載量の関係その他やむを得ない事由があるときは、当該手荷物の搭載可能な航空機または他の輸送機関によって運送することがあります。

と書いてあり、搭乗する場合はこの約款に同意したものと見なしているので、ANAとしては必要な処置をしたということになりますが、出発時に荷物を搭載していないことを乗客に知らせず、到着してから搭載していないことを乗客に知らせたということなので、乗客が怒るのも当然かと。

国内線では珍しいことだけど、こういう事も起こりうるということは知っておいた方がいいですね。

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