温泉の特性

今日のカウンセリングの中で、温泉の話題が出てきたので、温泉の特性について、概要を書いておきます。
まず、温泉というと、「温泉=疲れを癒す」というイメージがあると思いますが、このイメージに会わない温泉も沢山あります。
私が、江戸時代の温泉番付に注目している理由は、この番付が、温泉の泉質をあらわしていると考えているからです。
では、泉質とはどういうことなのかというと、番付の上位がどういう意味合いを持っているかということですが、下図のイメージで説明すると、
上位
↑  = 身体の活性化


中位  = 両者のバランス


↓  = 身体の癒し
下位
こんな感じになるかと思います。
番付上の、上位の温泉は「身体の活性化」を行う温泉であり、下位の温泉は、「身体の癒し=疲れを取る」温泉であると言えるのではないかと考えています。
江戸時代では、現代のように医療が進んでいるわけではなかったため、「温泉」「湯治」はそのころにおける医療の重要な位置を占めていたと思われます。なので、番付も温泉の医療的な効果を中心に作られていると考えており、そのため現代の温泉の主たる目的である「癒し」とは意味合いがずいぶん異なることになっていると考えています。
温泉番付上位の温泉としては、「草津」「有馬」が代表的ですが、この温泉のどちらも、”疲れが取れる温泉”ではありません。そういった効用を期待すると、期待はずれになります。この温泉はいずれも「湯治」の温泉として有名ですが、湯治の温泉をいくつか経験したところで言えば、「湯治」というのは、温泉の力で体を治す(言い換えるなら、身体を活性化する)温泉であるので、疲れを取るには向いていません。
一方で、番付下位の温泉は、疲れを癒す温泉になると思いますので、疲れを取る効果が高い温泉になると思います。
ここでは、番付上位・下位ということで書いてますが、これはあくまでも、効用をどう表現するかであり、その温泉の価値が高いとか低いとかを言っていることではありません。
人は、それぞれ色々な状態を持っていますから、自分自身に合った温泉を選ぶ上での目安として考えてもらえればと思います。

コメント

  1. M.T より:

    先日はカウンセリング&ヒーリングありがとうございました。
    温泉にはそれぞれ質的な違いがあるのですね。
    そのうち箱根の温泉に行ってみたいと思います。

  2. 八雲 より:

    M.Tさん
    温泉については、成分的な泉質の違いが語られることが多いのですが、じっさいに温泉に行った印象から言えば、温泉番付のようなエネルギー的な効果の違いの方が強く感じられます。
    東京から一番近いということでは、箱根・熱海・湯河原が代表的な温泉になりますね。
    箱根の温泉も、源泉によって色々と違いがあるようなので、源泉が何処になるのか。また、循環式の浴槽だと源泉の違いを感じられにくいので、源泉掛け流しの温泉がお勧めです。