東国三社

※2008/11/19更新
※2008/09/22更新
東国三社の鹿島神宮・香取神宮・息栖神社は建っている場所を結ぶと、直角三角形になるというのはよく知られていますが、


鹿島神宮・香取神宮・息栖神社の位置関係


※実際に計測してみると、ぴったり直角三角形ではなく、少し誤差があります。
この三社が実は、あるものを非常に意識して建てられているということは、あまり知られていません。
赤い線に注目して下さい。


鹿島神宮

本殿は北面していますが、神社の本殿は南面もしくは東面するのが基本なので、珍しいです。


香取神宮

鹿島神宮と対になるかのように、本殿が南面します。


息栖神社

そして、息栖神社は西面します。
あるものが、息栖神社は正面に位置するのに対して、鹿島神宮と香取神宮では正面ではなく側面(90度)になりますが、諏訪大社本宮でも同じように神体山が側面に位置するように、側面90度というのはエネルギーを取り込むときによく使われる角度です。代表的なのは、出雲大社で本殿は南面しますが、内陣は西面するという構造を持っています。また、鹿島神宮の内陣も側面を向いています。
鹿島神宮と、息栖神社は一社ごとに見ると、本殿の向いている方向がどういう意味になるのかわかりにくいですが、三社がセットになっていると考えるなら、赤線方向にあるもののエネルギーを三社で取り込む構造になるのだと考えるなら、意味も通じてきます。
そして、鹿島神宮とあるものを結ぶ直線上には、江戸城天守閣があります。


江戸城天守閣

こちらの図でみると、離れているように見えますが、鹿島神宮とあるものの間の距離は約185Kmなのに対して、江戸城でのずれは200m程度なので、誤差の範囲です。
上図ではちょっとわかりにくいかもしれませんが、天守閣の建っていた土地の角度と赤い線が一致します。
また、香取神宮とあるものを結ぶ直線上には、徳川家と縁の深い増上寺があります。


増上寺


こちらも、一見するとラインから離れているように見えますが、ずれは150m程度なので、やはりこちらも誤差の範囲です。
また、東京タワーもライン上にあるのが大変興味深いです。
赤い線のその先にあるのが、富士山(頂上)になります。
鹿島神宮/著者 東 実/学生社によれば、かつて冬の晴天の日には、鹿島地方から富士山が見えたとのことですから、これは明らかに富士山を意識しています。ただ、現代では、千葉~東京地方のスモッグのため、正月などの都心部の空気の綺麗な時でないと難しいと思います。
Fuji
富士山と東国三社の位置関係

富士山から見たとき、東国三社の先の海から太陽が登ってくるのは、概ね5月の第一週の期間になり、鹿島神宮をはじめとして、香取神宮、息栖神社と約10日間にわたり、日の出レイラインを形成します。
逆に、東国三社から見て、富士山の頂上に日没する(ダイヤモンド富士)のは、それから約6ヵ月後の11月の第一週ころになります。
※参考(Wikipedia)
鹿島神宮
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%B9%BF%E5%B3%B6%E7%A5%9E%E5%AE%AE
香取神宮
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E5%8F%96%E7%A5%9E%E5%AE%AE
江戸城
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B1%9F%E6%88%B8%E5%9F%8E
増上寺
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A2%97%E4%B8%8A%E5%AF%BA
※参考(書籍)
01920094書名:鹿島神宮
著者:東 実
価格:\1,995 (税込)
出版:学生社
ISBN:4-311-40717-3
発行: 2000年8月

※参考(HP)
ダイヤモンド富士(国土交通省)
http://www.ktr.mlit.go.jp/kyoku/region/fuji100/highlight/diamond.htm