大山信仰

※2017/9/28 追記編集、2009/3/5作成

相模国(現在の神奈川県にほぼ相当する)では、古くから大山信仰が盛んでしたし、江戸の街でも、大山信仰はさかんでした。

江戸の街をはじめとした各所から、大山に詣でる道を「大山道」と呼んでいました。
大山道のいくつかあるスタート地点のうちの一つは板橋区にある大山町です。その地名が東武東上線の大山駅という駅名として残っています。

江戸の街からは富士山が見えるので、富士山信仰が盛んなのは分かりますが、大山信仰も盛んだったというのが、いまいちピンと来なかったのですが、先日相模方面に行ったときに、その理由がわかりました。

下の写真は、東名高速の厚木ICを降りて、南西方向に下ったところで撮ったものですが、右手に大きい山として見えるのが、「大山」。左手に白い雪を被っているのが「富士山」になります。

この写真では、富士山が雪を被っているのですが、夏になると雪も解けてくるので、その状態を想像すると・・・

右手に大きく「大山」がそびえて、左手に小さく「富士山」が見えることになります。まるで、「大山」が「富士山」を従えるかのように。

この地方で山を見たとき、「大山」の方が、圧倒的な存在感を示しています。

なので、地元の人にしてみれば、富士山より存在感のある、大きな山としての「大山」が存在することになり、相模地方において霊山といえば「大山」を示すことになります。

また、実際に登ったことがあるのですが、エネルギーの強い山であることを感じます。

そういったことから、相模国で大山信仰が盛んになり、それがやがて江戸の街に流入していったのだと思います。

大山には、大山阿夫利神社があります。ケーブルカーで登ったところにあるのが下社(写真)になります。大山の頂上には奥社がありますが、登るにはハイキングではなく軽登山になるので、安易な気持ちでは行かない方がいいかと。

下社からは天気が良ければ相模湾を一望でき、場が良い神社なのでお勧めです。

(関連記事)

八雲エンライトメント
寒川神社は、レイラインが交差する希少なパワースポット
http://en-light.net/archives/13359

(関連ページ)

大山阿夫利神社(公式ページ)
http://www.afuri.or.jp/

相模国(Wikipedia)
http://ja.wikipedia.org/wiki/相模国