神社のエネルギーを感じるために必要なこと

神社

神社のエネルギーには通常、
(1)場のエネルギー
(2)神のエネルギー
(3)宮司さんや参拝者・崇敬者のエネルギー
の三つがありますが、通常は(1)か(2)のエネルギーが主体です。

私自身について言えば、始めからエネルギー感覚があったわけではありません。
最初は山梨の神社から始まったのですが、いくつもの神社を回っているうちに、だんだんとエネルギー感覚がつかめてきたという経験を持っています。
つまり、エネルギー感覚を身に着けようとするなら、通常は経験回数が必要です。

これは、ミネラルウォーターの味とよく似ていて、初めてミネラルウォーターを飲むときはブランド毎の違いがよく分からないですが、飲み続けていると、だんだんと違いが分かってきます。エネルギー感覚もこれに良く似ています。

神社のエネルギーを感じようとするときには、以下の点に留意してください。

(1)努力しない、頑張らない
何かを得るためには、努力・頑張りが必要だという概念は、運動とか、勉強とかについては、正しいのかもしれませんが、エネルギー感覚をつかむには、これは逆効果になります。
お風呂のお湯の温度を調べる時に、お湯に手をいれますが、その時に努力していますか?
感覚というのは努力しない方がよく分かるようになります。
努力・頑張りをするのではなく、自然な感覚として、ただ受取ってみて下さい。それが一番の近道です。

(2)エネルギーは微細
霊的なエネルギーは、微細なものです。初めてだと、感じているのか、それとも、勘違いなのかちょっと分かりにくいレベルです。
なので、頑張ったり、努力したりすると、肉体的な感覚が優勢になるので、分かりにくくなります。また、思考も同じで、考えれば考えるほど、エネルギーを感じられなくなります。
微細な感覚を感じるには、ゆったりとリラックスした状態で受取ることが大切です。
微細な感覚なので、始めは少し分かりにくいですが、回数を重ねて行くと段々と分かってくるようになります。

(3)自分と他の人を比較しない
エネルギー感覚は、客観的な感覚ではなく、主観的な感覚です。
そのため、自分の感じ方と、他の人の感じ方は同じになることもあれば、全く異なることもあります。
客観的な答えを求めて、他の人と比較することは高度なレベルになると必要なことですが、初めは、異なるのが普通です。
なので、自分の感覚と他の人の感覚を比較するのではなく、あくまでも自分の感覚を優先してください。

(4)~ねばならないを捨てる
「何々しなければならない」(=~ねばならない)という義務的な感覚が強いと、「エネルギーを受取らなければならない」になって、場のエネルギーのバイブレーションより、自分のバイブレーションの方が優位になるので、エネルギーが感じられなくなります。
時折、「~ねばならない」という意識が強い人を時々「ネバーランドの住人」と言うことがありますが、場のエネルギーというのは、自然な感覚で受取る意識があるときに、自然に流れるものです。義務的に受取ろうとすると、逆に受け取れなくなります。
水が小川を自然に流れるように、自然に受け取って行くことが大切です。

コメント

  1. おとぎバナナ より:

    八雲さま
    ブログありがとうございました。
    留意点1〜4に全て該当する、
    家族の中で一番劣等生です。
    (特に3ですが、、、ボソッ)

    「ただ感じる」という感覚を大事に
    これからも神社巡りをしたいと思います。

    いつか、また神社のワークショップを開催して下さい。
    参加したいです。

  2. 八雲 より:

    > おとぎバナナさん
    エネルギーを感じられる能力というのは誰にもあるのですが、感じられる度合いは様々です。
    たとえは悪いですが(笑)、コップ一杯のお酒でぐでんぐでんになるアルコール感度が高い人が居る一方で、一升瓶あけても平気なアルコール感度が低い人が居るのと同じで、度合いはそれぞれ違うのが普通です。

    感度の度合いの違いは個性なので、良い悪いというレッテルを貼らないことが大切です。

  3. おとぎバナナ より:

    八雲さま

    お返事ありがとうございました。

    とても分かりやすい例えでありがとうございます。

    その話を、自分に置き換えると、コップ3杯くらいのアルコール感度の高さですが、
    (つまり弱い(笑))
    これが、神社のエネルギー感度の場合、逆に「ザル」だったら、どうしよう??
    と一瞬感じながら読ませて頂いたのですが(笑)
    あまりいろいろ考えず、
    これからの神社巡りを楽しみたいと思います。
    誠に有り難うございました。

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