2017年の水星逆行

天体・占星術

●水星逆行とは

毎日同じ時間に水星を観測すると一定の円状のラインを移動しているように見えます。
水星逆行とは、水星がいつも動いている進行方向とは、逆の方向に動いているように見える現象のことで、地球と水星が太陽系の惑星であることから起きる現象です。

●水星逆行期間に起きやすいこと

水星は、神のメッセンジャーとも呼ばれ、コミュニケーション(郵便、電話、FAX、メール)の意味があります。なので、水星が逆行している間は、コミュニケーションが不調になりやすいため、注意が必要です。
また、コミュニケーションのほかには、書類(特に契約書など)交通機関、機械、なども水星の影響があります。そのため、重要な判断や契約などはこの期間を避ける方が賢明です。

●水星逆行を上手く使う

水星逆行中は、あまりあれこれと動き回るよりは、冷静に自分の廻りの動きや、自分自身のこれからの流れを感じとって、そのための準備をすることに充てるのが一番良い時間の使い方になります。
大きな買い物や、転職などを考えている場合は、じっくりと調べたり、検討してみたり、調査しに行くといったことを行うのがお勧めです。あまり短気に決めてしまうと、後で後悔する結果になりやすいので注意してください。

●2017年の水星逆行

以下の日程は、国立天文台のサイト(リンク)に掲載されている、2016年末から2017年末までの天文学的な「留-内合-留」の日程で、この期間が水星逆行になります。

始まり(留) ピーク(内合) 終わり(留)
2016年
12月19日
2016年
12月29日
2017年
1月8日
4月10日 4月20日 5月2日
8月12日 8月27日 9月5日
12月3日 12月13日 12月23日

占星術では水星の動きに対する解釈が入るため、水星逆行期間が1日から2日程度ずれがあることがありますが、水星の動きが1日で突然切り替わるわけではなく、時間の経過と共に変化して行くことですので、あまり細かい日程にはこだわらない方が良いです。また、エネルギーに敏感な人の場合は少し前倒しで影響が出てくることがあります。

注)2017年の水星逆行として、上記と大幅に異なる日程を書いているサイトをいくつか見かけますが、明らかに日程を間違えているので、注意してください。

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