炭酸飲料を冷凍室で冷やすのは危険

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ひとまず写真を・・・

ノンアルコールビールの缶が見事に破裂してます。

これまで、注意していたのですが、先日やってしまいました(汗)

爆発と破裂

こういう状態を爆発という言葉で表現する人がいますが、爆発と破裂は意味が異なります。

それぞれの意味を簡単に言うと、以下の通り。
爆発:化学反応が急速に進行して、大きな音や破壊作用を伴う現象。
破裂:内部の圧力で激しく裂けて壊れること。

今回は、内部圧力が原因なので、爆発ではなく、破裂になります。

通常缶ビールが、こんなに破裂することはありません。

なぜ、破裂したのかというと、缶ビールを冷凍室に入れっぱなしにしてしまったせいです。

缶飲料を早く冷やす方法

缶ビールなどの飲料を早く冷やす方法として、氷を浮かべた水を用意し缶を浮かべて回すという方法が知られています。

この方法だと、一缶冷やすのが精いっぱいなので、私がやっていたのは、冷凍室に短時間入れるという方法です。これだと、複数の缶ビールや缶飲料を同時に冷やすことができ、食事の準備なども出来るので、時々やっていました。

しかし、缶ビールやコーラなどの炭酸飲料を冷凍室で冷やすのは危険です。

炭酸系飲料を凍らすことの危険性

水が凍ると、体積が約1割膨張します。そして、炭酸飲料に溶け込んでいた二酸化炭素が溶け込んでいた状態から、気化するので、さらに膨張します。これは、冷蔵庫で作った氷の中心部に泡があるのを見たことがあると思いますが、これは水に溶け込んでいた気体が、気化したものが泡となっています。

そのため、缶やペットボトル内の圧力が高まって、限界を超えると破裂します。

くれぐれも、冷凍室に炭酸飲料を入れないようにしてくださいね。

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