日本三大稲荷とは

各地の稲荷神社に行くと、「当社は日本三大稲荷の一つ」と称している神社にいくつも出会います。日本三大稲荷には定説が無く、各社寺で独自に唱えているためにこういうことが起きます。

伏見稲荷大社

全国の稲荷のうち、筆頭とされるのは京都市伏見区にある、伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)です。稲荷神社の総本宮になるので、各地の稲荷神社もここを筆頭とするのは異論がないようです。

豊川稲荷

二番手以降は色々と説が唱えられているのですが、神仏習合の姿を残しているお寺の稲荷系ということで、豊川稲荷(とよかわいなり)が二番手とされることが一般的です。

愛知県豊川市にある曹洞宗の寺院で、正式名称は、円福山 豊川閣 妙厳寺(えんぷくざん とよかわかく みょうごんじ)になります。神仏習合の姿を残しているので、お寺の境内に鳥居が立ちます。

鳥居が立っているものの寺院なので、ここを二番手に入れないこともあります。

三番手の稲荷

三番手以降になると、各地の稲荷神社/寺院が自社を三大稲荷の一つと自称しているので、色々あります。

行ったことがある稲荷神社としては、竹駒神社(宮城県)、笠間稲荷神社(茨城県)、千代保稲荷神社(岐阜県)、最上稲荷山妙教寺(岡山県)などがあり、いずれも日本三大稲荷と称しています。探せば他にもあると思います。

伏見稲荷大社のHPのよくあるご質問のコーナーでも、

問 日本三大稲荷神社はどこ?
答 当社のほかの2社については、各々の地域でそれぞれの言い方があって特定できません。

と書いています。
日本三大稲荷はどこが本物なのか?ということにこだわらず、各地に良い稲荷神社・寺院があるということで、楽しみたいですね。