意識には三つの働きがある|潜在意識(その3)

※その2(リンク)から続く

意識の三つの働き

私たちがふだん意識と言った時は、顕在意識の事を指します。人が眠っている時や意識を失っている時には、顕在意識の働きは停止しています。

スピリチュアル(分離)の視点からみれば、顕在意識がまずあって、その背後に顕在意識があるという理解をするのが一般的です。しかし、これは結果から源を見ているので、この世界を逆さまに見ていることになります。

ノンデュアリティ(悟り)の視点から見た時、意識は一つであり、そして三つの働きに分かれています。図示してみるとこんな感じです。

この図はあくまでも理解するための道具であり、実体がこのような形をしているということではありません。図が示すエッセンスを受取ってください。

源意識

源意識を超意識と呼ぶ人もいますが、ノンデュアリティの視点から見れば何かを超えている訳ではないので、ここでは源意識という言い方にします。
源意識は意識の源の働きであり、源意識から潜在意識が生み出され、潜在意識から顕在意識が生み出されるという関係にあります。適切な言葉がないので、生み出されるという言い方をしていますが、親子の関係ということではなく、「源」と「結果」の関係になります。

源意識は、この世界を生み出す源であり、全てを司っています。そのため、「神」「大いなる存在」「源泉」「根源」と言った言葉で表現されることもあります。

顕在意識からは、源意識を知ることも見ることもできません。

潜在意識

人の肉体を形成し、機能させるのが潜在意識です。人以外の動物や植物や天体なども機能させているのは潜在意識です。この世界の物質やエネルギーという基盤(インフラ)を形成しています。

潜在意識から、顕在意識が現れるという関係であり、潜在意識が源で顕在意識が結果になります。なので、顕在意識の意図で潜在意識の動きを制御することはできません。これが出来てしまうと、この宇宙の物質やエネルギーは瞬間的にバラバラになって消失してしまいます。

潜在意識を制御することは出来ないのですが、活用することはできます。活用するとどんなことが可能になるのかについては、後の記事で書いていきます。

ここで、重要なのは、潜在意識が私たちの生活の基盤を創り上げているということです。人の人生も潜在意識が基本となって形成されています。

以前の記事で、プログラミングということを書いていますが(リンク)このプログラミングの大部分は潜在意識に存在しています。

記事のタイトルになっている、潜在意識の思考とは、潜在意識に存在するプログラミングのことです。潜在意識の思考については、後の記事で詳しく書きます。

顕在意識

普段の思考や知識といったことは顕在意識に存在します。そのため、多くの人は顕在意識が全てであるという思い込みを持ちながら生きて行くことになります。

顕在意識独自の動きもありますが、顕在意識を働かせる源は潜在意識なので、潜在意識にあるプログラミング、つまり潜在意識の思考に従って顕在意識が働いているということです。

つまり、顕在意識が潜在意識という背後の力によって動かされているということです。

なので、ふだん考えたり感じたりすることは、潜在意識の思考が元になっています。
そして、顕在意識は、潜在意識の思考が元であることを知らずに働いているため、顕在意識こそが人間の働きであるという思い込みが起きることになっています。

人生に変化をもたらすには

顕在意識の思考だけで人生をコントロールしようとしても、顕在意識は潜在意識の思考によって動かされているわけですから、なかなかうまくコントロールすることはできません。

思い通りに生きられないというのは、顕在意識と潜在意識の思考に隔たりがあるからです。

思い通りに生きるためには、顕在意識と潜在意識の両方をうまくバランスさせることが必要です。顕在意識と潜在意識が調和している時、人生はスムーズに変化して行きます。

※その4(リンク)に続く