今日の緊急地震速報について

昼前の11時02分に緊急地震速報が発令。

久しぶりの緊急地震速報が携帯(Youtube)で流れて、ちょっとびっくりしましたね。
でも、しばらく経っても、揺れない・・・

緊急地震速報のデータ(上図では緑黄赤)は、検出した地震データを元にした予測値なので、実際の揺れを表しているわけではありません。

改めて新強震モニタ(リンク)を見ると、富山(P青丸 S赤丸)と茨城(赤丸追記)で、ほぼ同時に地震発生。

気象庁の地震データ(リンク)では、以下の通り。
11時02分頃 茨城県沖  M4.4 震度3
11時02分頃 富山県西部 M3.9 震度3

茨城の地震が数秒後なので、富山のデータと茨城のデータを加算してしまい、大規模地震と誤報したようです。

緊急地震速報は、大規模地震検出が目的なのですが、大規模地震が同時に発生する確率は非常に低いため、考慮に入れてないのが原因かと思われます。

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緊急地震速報という大規模地震検出システムは、災害を減らすことが目的ですが、自然災害を対象とした検出システムは、最初から完全なものを作ることはできないため、誤報が起きるのはある程度仕方がないことです。

「検出すべき地震を見逃す」のと「誤検出する」のどちらが重大な結果になるのかを考えると、見逃す方が社会的な損失が大きいので、今回のような事が起きます。こうした経験を踏まえることで、大規模地震検出システムはより良いシステムになって行きます。

誤報を責めるより、同じような誤報が起きないように改良を依頼することの方が大切です。

【参考記事】

スマートフォンの緊急地震速報に、 2016/08/01 17:09:14 第三報 東京湾 M9.1 深さ10km 最...
今回の誤報については、緊急地震速報が一つではなく、二種類あることが原因となって起きたので簡単に説明しておきます。 ...