更埴ジャンクション

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上信越自動車道(藤岡JCT~上越JCT)経由で関東から長野・上越方面に行く場合は、注意してください。

上信越自動車道と長野自動車道のジャンクションとなる、更埴ジャンクション(こうしょくジャンクション)は事故の発生が多いジャンクションとして知られています。
関東方面から行くと、長い下り直線のあと、ジャンクションに入ると、かなり急なカーブになるので、スピードオーバーで曲がりきれないで事故になる確率が高い場所です。

地図で見ると、それほど曲率が高いようには思えないのですが、実際に走ってみると、上信越自動車道の下りは、横川SAを過ぎるとトンネル連続区間があり、千曲川さかきPAを過ぎると、トンネルはあるものの、長い下り区間となります。
山間部の曲率が高いトンネルが続いた後の平地となり、開放的な印象の直線下り区間となるので、スピードが自然と高くなる傾向があるのと、直線区間が続くため、スピード感覚が鈍りやすい場所になります。

そのため、このジャンクションでは、過去にトラックの荷物が高架下に落ちたり、トラックそのものが曲がりきれないで高架から転落したという事故も起きています。私自身何度も通っているのですが、分かっているのだけど、通るたびにひやっとする場所です。

基本的には、道路設計上の問題だと思うので、ジャンクションそのものを再度設計しなおすくらいのことが必要だと思います。ちなみに、日本で最初に開通した名神高速道路において、直線が続く場所での事故が多いことは、開通後に知られていたことなので、その後の高速道路の設計においては、意図的にカーブを設けるなどをして事故率を低減させることが行われています。

ひとまず道路を使う身からすると、手前の直線で十分速度を落とすことが安全につながります。

下のGoogle mapでは、下(関東地方)から、右(長野・上越地方)に進む時のカーブになります。
地図で見ると、なんの変哲もないカーブですが、実際に走ってみるとこの記事で書いていることの意味がよく分かると思います。

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コメント

  1. sumie より:

    今度通る時には、気をつけて観察してみます。
    スピリチュアルなことにとどまらず、こういうことを書いてくれるのは八雲さんならではで、いつもありがたく拝見しています。

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