諏訪大社と言えば長野ですが、諏訪神社が一番多いのは・・・

新潟になります。ちょっと意外な感じですね。

諏訪神社数(諏訪神社、南方神社など、建御名方神を祭神とする神社の数)を神社本庁の平成祭データで調べてみると、多い順にこうなります。

 県名 諏訪神社数(総神社数:諏訪神社比率)
 新潟県 927(4,789:19.4%)
 長野県 386(2,535:15.2%)
 山梨県 131(1,301:10.1%)
 福島県 131(3,047:4.3%)
 群馬県 108(1,211:8.9%)

神社の数も比率も、新潟が一番で、長野は二番目になります。

県別での分布で見ると、数の上では新潟を中心にして、南西に長野・山梨、東に福島、南に群馬という分布になり、長野が必ずしも分布の中心地ではないというのが面白いところです。山梨は、長野の隣県でもあり、武田信玄公が武神として崇拝していたことからもあり多く分布しています。

新潟と言えば、一之宮の弥彦神社や市内の白山神社が有名なので、新潟と諏訪神社は結びつきにくいのですが、神社の数では諏訪神社が一番多く、数が多い神社を見ると、

 神社種別 社数
 諏訪神社 927
 神明社 752
 十二社 401
 八幡神社 397
 白山神社 196
 稲荷神社 175
 熊野神社 147
となります。

これは、諏訪神社の祭神である建御名方神が国譲りに敗れて、日本海-新潟経由で諏訪にまでやってきたという事との関連も強いと思います。長野県上田市にある生島足島神社では、そういう言い伝えも残っています。
また、以前にも書いていますが大きい有力な神社がある周辺では、その神社に参拝するようになるため、分社・勧請というのは行われにくく、離れた土地だと分社・勧請が行われるため、中小規模の諏訪神社が多く作られるということにもつながります。