スピリチュアルな領域では、相反することがどちらも正しい

スピリチュアル

スピリチュアルな知識や経験においては、理解が進んでいくと、それまで「ある」と理解していたものが、実は「ない」ことが分かる、あるいは「ない」と思っていたものが実は「ある」という正反対の経験をすることがよくあります。

たとえば、自分というものをどうとらえるのかについては、自分があるという状態(自我)から、自分がない状態(無我)に移行することが必要であったりします。

西洋医学ではオーラやチャクラの存在を認めていませんが、ヒーリングを学んでいくと、オーラやチャクラが存在することがわかり、皮膚感覚で認知したり、見ることができるようになります。
西洋医学がオーラやチャクラが存在しないと主張するのも正しいし、ヒーラーがオーラやチャクラが存在すると主張するのも正しいのです。

ポイントになるのは、「ある」も「ない」もどちらも正しいということです。
どちらか一方だけが正しいのではなく、どちらも正しいという、さらに上位次元の統合された概念や知識を持つことが必要になります。

一般的な知識の領域では、知識や経験は直線的に上昇していくことが多いので、このような混乱はあまり起きないのですが、スピリチュアルな領域においては、「ある」「ない」の両方の知識や経験を経て螺旋状に上昇していくことになります。

Spiral

そのため、知識や経験が進んでいくためには、それまで学んだことや経験したことを捨てるのではなく、一度リセットして、再構築することが必要になります。再構築は時にはパラダイム変換といった、世界観が一変するような時もあります。

重要なのは、相反する事柄がどちらも正しいという、上位次元の統合された概念や知識を持つことです。

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