悟り/覚醒の進み方

○一度で悟る/覚醒するのではない

悟りや覚醒は、一度で総てを悟ったり、覚醒するものではありません。悟りは、小悟、中悟、大悟といった区分があり、大きく悟ることは少なく、小さくなるにつれて悟る回数が増えていきます。

つまり、小さな悟りを積み重ねていくと、やがて大きな悟りがやってくるということです。

○進み方は直線状ではない

悟りや覚醒は、学校教育のように、直線状の段階を踏んで到達するものではありません。

大きく進んだり(一番左の赤丸)、低下したり(青丸)、停滞したり、そして上昇したりと、ジグザグな進み方になります。
これは、あるとき、急に大きく進んでも、自分の中の一側面だけが進むことが多く、ほかの側面が進んでいないため、進んでいない側面が浮き上がってくることになり、進む前よりも低下することがあります。これは、特殊なことではなく、普通に起きることです。

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 ○大きく進んだ時のことばかりが語られる

悟り/覚醒について語られる時に、小悟や中悟というのは、話としてあまり面白くないのに対して、大きく進んだ時のことはインパクトがあり、話としても面白くなるので、本・ブログ・動画などのメディアに出てくるのは大きく進んだときの話がどうしても中心になります。

それらの情報のみを受け取っていると、小悟や中悟を飛ばして、いきなり大悟を目指すようになりますが、これではうまくいきません。

大切なのは、薄い紙を一枚ずつ重ねるような、小さな悟り/覚醒を重ねていくということです。

○効率的に悟ろうとすると、逆効果になる

現代社会は、効率を追い求めている時代ですが、悟り/覚醒において、効率的に行おうとすると逆効果になってしまいます。
悟り/覚醒に向かうというのは、時間のない領域に自分自身を進めるということですが、時間がないということは、“時間が短い”という概念がないということです。つまり、素早くとか、短時間ということもなく、ゆっくりとか長時間ということもない世界です。

なので、ここは効率という概念すらない領域です。そこに効率を持ち込んでも意味がないのに、効率ということを考えるというのは、バイブレーション(覚醒度)の低下を引き起こします。

○分離から統合へは、徐々に移行する

分離意識状態からスタートして、悟り/覚醒へは、一気に切り替わるのではなく徐々に移行してゆきます。下の図においては、一人の人間の意識が分離意識から統合意識へ変化していく様子を図式化しています。

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一時的に統合意識が高まることがあっても、それがそのまま継続するとは限りません。むしろ高まったり、下がっていったりと行き来しながらだんだんと高まっていくことになります。