男は論理的、女は感情的は本当か?

スピリチュアル

昨晩の夢の中で気が付いたことを書きます。
夢の中での話なので、あまりきちんとはまとまっていないですが・・・

男は論理的、女は感情的と言われることがありますが、案外そんなものではないことに気が付きます。

男が夢を語るときは、論理から飛躍することが良くあります。
ソフトバンクの孫正義さんが、創業時にまだ数人しかいないアルバイト社員を前に、「わが社は5年以内に100億円、10年で500億円、いずれ1兆円企業になる」と演説したという話があり、その演説を聞いた翌日、アルバイト社員が誰も出社しなかった。というのはよく知られています。
まだ何も始まっていない時の演説としては、とても論理的ではないですね。アルバイト社員があきれたのも無理はありません。女性が夢を語るときは、もっと実現可能な具体的なモノや状況を語ります。

私が子供の頃、母親を見ていると、どこのお店の方が1円安いからといって、遠くのスーパーまで歩いて買い物に行くというのはよくありました。買い物を論理的に考えているということですね。これが子供のころの私だったら、遠くに行くのは面倒だからといって、近くのお店で済ましてしまいます。

また、姉弟げんか特に口喧嘩で、姉に理屈で勝てたことがありません。そういうときの女性は、とても頭の回転が速くなり、論理的に男性を追い詰めて行きます。(そんな時、男性は女性に対して、感情的なしこりを残すので、女性は気を付けておいた方が良いです。)

生活のコストを下げるための節約・倹約ということになると、女の方がとても積極的で、スーパーの安売りなどもしっかり見て実行するのに対して、男の方がずぼらになりやすいということはよく言われることです。

男は論理的、女は感情的というのは、単純に言えることではないように思えます。

どうやら、インプットとアウトプットで正反対になることがよくあるようです。

人は情報をインプットして、行動というアウトプットに出るのですが、インプットとアウトプットで思考パターンが異なっているのはよく見られる現象です。

男の場合は、インプットは論理的なのですが、アウトプットになると直感的(感情的)になり、女の場合は、インプットは感情的なのですが、アウトプットになると論理的になるというのを見かけます。

男の場合、データを集める時は論理的な思考で調べるのだけど、それを元に行動するときは、「いいんだからやる!」といったとても論理的ではない行動を選択することがあります。
女の場合、データを集める時は手近な情報元で済ませてしまうのだけど、それを元にしっかりとした計算の元に行動を選択することがあります。

これは、原始時代の男女の役割分担から来ているのかもしれません。そのころは男は狩りに出かけて、女は子育てをするというのが多かったようです。現代とはずいぶん違う社会です。

狩りということをするとき、獲物に関する情報を入手するときは、正確な情報が必要になるので、論理的思考を使います。そして、いざ獲物を目の前にすると、獲物は自分が生き延びるために瞬間的に判断し行動をするため、理屈だけでは獲物の行動を推測することはできません。狩りをするには、直感的な行動が必要になります。

子育てにおいては、赤ちゃんを育てるには理屈よりも、赤ちゃんをよく観察するということが必要になります。そして成長しても、子供はとても直感的な行動をしますから、それに対応することが必要になり、直感的に見るということがどうしても必要になります。
一方で、家族のための食事といったことになると、食事の在庫を把握し、どれだけ食べていいのか、どう配分するのかといったことが必要になり、これには論理的思考と行動が必要になります。

つまり、情報をインプットする時と、行動というアウトプットにおいては、思考パターンが正反対になることがあるということです。
なので、ある局面においては、男は論理的、女は感情的ですが、違う局面においては、男は感情的、女は論理的となるということです。

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