節分の豆まき・恵方巻きは大晦日の行事

節分の豆まき・恵方巻きというと、今では春を迎える行事となっていますが、本来の意味では大晦日の行事になります。

我々が通常使っている暦(こよみ)はグレゴリオ暦という西洋から導入された太陽暦になりますが、それ以前は天保暦など世界的に使われていた太陰太陽暦(=農暦/旧暦)が使われていました。

節分とは文字のとおりで、「(季)節を分ける」という意味があります。本来の意味では、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを意味しています。

太陰太陽暦では立春の前後の新月を一月一日とするので、立春は新年という意味も含まれています。そして、春の節分は大晦日にあたります。
節分は年の最後にその年の厄を祓って、新しい年を迎えるための行事が行われます。

豆まきは、鬼(厄)を祓うために、豆をまいて追い出して、新年をすこやかに迎えるために行われるものです。そのため、恵方巻きは、年越しの行事として、新しい年の恵方に向かって巻き物を食べることで、福を呼び込むという意味があります。

2015年の恵方が西南西と言われていますが、これは簡易法の表示であって、正確には、西微南(西南西からやや北より)方位角 255°になります。
スマートフォンをお持ちの方は、方位磁石アプリを使うと方位角が数値で表示されるので、正確な方位となります。