スピリチュアルな成長の道における、あなたの立ち位置

*作成完了/2015年2月24日*

スピリチュアルな成長の道を進んでいる人が、自分の立ち位置がどこになるのかを自分でチェックできるように、図にしてみました。

私自身は、以下で説明する全ての立ち位置を経験しているので、それらの違いについて説明できますが、スピリチュアルな事を行っている人において、二つ程度の立ち位置しか経験していない人の方が非常に多く、その場合こういった多くの立ち位置の変化を経験していないため、このような考え方を、説明することはありません。
そのため、スピリチュアル情報を探しても、見ることが少ないか、まったく説明されていないと思います。

ここで説明する立ち位置は、全て平等です。どれが上とか、下ということはありません。どれが良くて、どれが良くないということもありません。
ただ、図示する関係から上に書いたり、下に書いたりしているだけなので、その点は注意してください。

どの立ち位置に立つのかという立ち位置は、時間の経過と共に変わって行く人もいれば、一生の間であまり変わらない人もいます。それらも含めて、自分の立ち位置をどこにするのかは、生まれる前に自分で決めています。

Position
この立ち位置は、これから始める、統合ヒーリングなどの各種セミナーの背景となる考え方なので、非常に重要な情報です。
それぞれのポジションについて、下から説明します。

  1. 分離(わからないけど、何かあるかもしれない)
    この位置にいる人は、スピリチュアルな事に興味がありません。自分にとって何かメリットがあれば、スピリチュアルに興味を持ち、メリットが無ければ、スピリチュアルな事に興味を持ちません。
    あるいは、スピリチュアルに、興味を持ち始めているけど、まだ半信半疑です。
    ほとんどの人は、ここからスピリチュアルな道がスタートします。
  2. 常識(知りたい)
    スピリチュアルなことを書籍で学んだり、セミナーに出席して学んだりしますが、それを実践することは少ないという立ち位置です。
    これは、今の時代における新しい常識(コモンセンス)としてスピリチュアルを学ぶことで、知識や経験を広げることを行います。この世界を物質世界として見る見方から、物質だけではない新しい見方(世界観)を得ることが一番の目的なので、実践には重きを置いていません。
    そのため、この世界をスピリチュアルな見方で理解すればそれで満足する人も多いです。
  3. 実践(深く行う)
    スピリチュアルな事を知るだけではなく、実際に行うことが中心になります。
    ヒーリングやチャネリング、リーディングなどその内容は様々となりますが、何よりも実践することが中心となります。
    ここでは、ある一つもしくは複数のことについてスキルを高めることに興味が行きます。また、長い時間を掛けて深めていく人も多くいます。
    そのため、スピリチュアルな領域におけるプロと呼ばれる人が多く見られる立ち位置になりますが、初めは誰しも初心者なので、スキルレベルとしては初心者から上級者、あるいは教える人まで広い範囲となります。
  4. 探究(広く知る)
    上記の実践が、深めていく方向であるのに対して、探究ではスピリチュアルな領域の様々なことを調べたり、発見したりすることがメインになります。
    そのため、スキルを高める事よりは、スキルの幅を広げるという方向に進んでいくことになります。スピリチュアルな領域を探究するのはとても面白く、どこまででも深く入っていけるので、探究を今生のテーマとする人も多く見られます。この探究は深さと広さを同時に追求すると、どこまでも終わりがないように見えます。
    しかし、探究はいつか終焉を迎えます。一度の人生で終焉を迎える人もいれば、何度も転生しながら探究し、やがて終焉を迎える人もいます。
    そして、終焉の次に待っているのは、探究とはまったく方向性の違う覚醒になります。
  5. 覚醒(スピリチュアルな目覚め)
    探究はどこまでも続くように見えますが、やがて終焉を迎え、人々はスピリチュアルな目覚めという覚醒の段階に進みます。
    この段階では、自分自身という存在が分離された肉体的な存在ではなく、全てを含んだ統合的な存在である、ワンネスであるということを、単なる知識ではなく、実体験として経験します。これ以前の段階では、ワンネスは知識でしかありません。なので、言葉として語ることはできても、実体験ではないので、同じ言葉を語っていても、その意味するところは大きく異なっています。この段階で経験するのは、ワンネスが知識や単なる言葉ではなく、絶対的な真実であるということです。
    しかし、この段階では、その真実を垣間見ているのであって、常にその認識を持っているというわけではないことに注意が必要です。つまり、ある時はワンネスそのものであり、次の瞬間は分離的であり、その間を行き来している状態です。常にワンネスに居続けている状態は悟りであるのに対して、ワンネスと分離の間を行ったり来たりしている状態とは、「継続しない目覚め」とか「継続しない悟り」の状態と言われることもあります。
    一般的に、「私は悟った」と言っている人のほとんどは、この立ち位置か、それ以前の段階でしかありません。それは悟りを垣間見ただけであって、継続的な悟りの状態ではありません。確かに目覚めを経験してはいるのですが、夢からの目覚めと夢の間を行き来している状態です。
    真の目覚めを経験する時、私と言う自我はそこに存在しません。なので、「私は悟った」という言葉を使うことはできなくなります。その時は、「(私は存在せず)世界が悟る」のです。
  6. 悟(本来の姿に戻る)
    この立ち位置に来る人は、まだまだ少ないですが、少しずつ増えてきているのを感じます。しかし、今生において、この立ち位置に来ることが予め決められていない人も沢山います。
    この立ち位置は、目指すものではなく、段階を進んでいくといずれ自然と向かうようになります。また、段階という概念で言い表すことは難しくなります。なぜならば、人の本来の姿に戻っている状態なので、段階ですらありません。
    この立ち位置に来るためには、常識を捨てる、知識を捨てる、自分を捨てるといったことが必要であり、これ以前の段階のように、何か新しい知識や経験を積んでいくという方向性とは全く逆の、自分がこれまで築いてきたものを全て手放すということが必要で、手放した時に奥底から現れて来るものです。
    また、一度この位置に立ったとしても、すぐに安定するわけではなく、目覚めの段階やそれ以前の分離の段階との間を行った来たりをしばらくの間繰り返すことになります。安定的になるのに必要なのが、数日なのか、数か月なのか、数年なのか、それともずっと行ったり来たりを繰り返すのかをあらかじめ知ることはできません。なぜなら、ここは時間を超えた場所だからです。時間を超えた場所に進むために必要な時間がどれ位掛かるのかを数えることはできません。

これらの立ち位置は、自分が思っている場合と、実際に行う場合に違っていることがあります。ヒーリングセミナーなどで、ヒーリングを学んでもその後実践をほとんど行わない場合は、「常識(知りたい)」という立ち位置なのですが、本人は「実践(深く行う)」という立ち位置だと思い込んでいることがあり、実践していないことを悩むという相談を受けることがあります。
自分自身の立ち位置を判断する時は、思っていることではなく、どういう行動をしているかを良く見ることが必要です。(完)