台風14号

地震・気象

台風14号の宮古島の被害は甚大ですが、南の島の出来事であるせいか、マスコミの取り上げ方もいまいち小さいようです。
台風で電柱が倒れたりすることは時としてあるのだけど、今回驚いたのが、風力発電の風車が根元からぽっきり折れて倒壊してたり、宮古空港の管制塔のガラスが割れたりと、電柱なんかよりも厳しい基準でつくられているはずの建物に大きな被害が出ていることです。
とくに風力発電の風車の写真はびっくりです。
http://www.asahi.com/national/update/0912/026.html
風力発電だから、当然風の強い場所に建てられる関係で過去の台風のデータを元に設計しているはずだし、また聞なので、実際のところはわかりませんが、こういった建物は100年に一度の台風がきても大丈夫なように作られているということらしいですから、今回の台風が如何に過去に例のないものであったかということです。
気象庁によれば、観測された瞬間最大風速は歴代7位だとのことですが、被害状況を見てると、
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030912-00000014-ryu-oki.view-000
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030912-00000020-ryu-oki.view-000
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030912-00000021-ryu-oki.view-000
実際にはそれ以上の風速が出ていたと思わせるものがあります。
今年の、冷夏に暑秋とか、猛烈な台風など、これから10年ぐらいのスパンでこういった過去に例のないような気象現象が増えていく時期にあるので、十分な注意が必要ですね。

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