真北と磁北

一般に北と言っても二種類あって、磁石が示す方角が磁北、地球の回転軸の示す方向が真北となっており、陰陽道や風水では磁北を北としています。一方で古代の遺跡などでは、真北を北としているものもあるので、北といってもどちらの北になるのか注意が必要です。
日光は江戸の北に位置するというのがよく言われているのですが、ちゃんと地図で確認すると分かるのですが、真北には位置しておらず西にずれています。
ところが、磁北は真北から西に6度程度ずれるので、磁北で見れば日光は江戸の北に位置することになります。
ということで、聖地の方角を見るときには、それが真北を使っているのか磁北を使っているのかを区別して考える必要があります。
ちなみに、穴八幡宮の金銀融通「一陽来復」御守の場合は磁北を使っています。これは一陽来復が陰陽道、元を辿れば二十四節気から来ているためだと思われます。