日本時間の2024/05/03 11:22に、太陽中央の3663黒点群でX1.65の大規模太陽フレアが発生しました。
※画像とグラフの日時はUT(世界時)なので、UT+9:00するとJST(日本標準時)になります。
太陽フレアは、GOES衛星で観測されるX線の強度で分類されています。
今回はX1.6とそれほど規模が大きくないように見えますが、画像全体に粒子状ノイズが乗っているのが分かります。通常のX1レベルの太陽フレアでは、粒子状ノイズが乗ることはありません。
太陽フレアの方向性がほぼ地球を向いているため、X線以外の電波、マイクロ波、Hα線、極端紫外線、ガンマ線など多種の高エネルギー粒子も併せて届いています。
そのため、画像センサーの受信容量を超えたエネルギーが入ってきているため、画像に粒子状ノイズが乗っています。
粒子状ノイズを過去の写真と比べるとX5.0以上と同等の強度となるので、数値以上の影響が出ていると思われます。
太陽フレアによる体調への影響については、こちらの記事をご覧ください。
太陽フレアによる体調不良 [2024/10/11更新]
大規模な太陽フレアが発生すると、それが原因で体調不良になる場合があります。 ネット上では、太陽フレアと体調不良は関係ない/影響されないという話を多く見かけますが、これは現代医療が人体の物質的な側面のみを対象として、エネルギー的な側面を対象と...
※画像/データ引用元
NASA
SDO | Solar Dynamics Observatory
https://sdo.gsfc.nasa.gov/data/
宇宙天気ニュース
http://swnews.jp/
Lockheed Martin
Solar and Astrophysics Laboratory.
SolarSoft Latest Events Archive
https://www.lmsal.com/solarsoft/last_events/
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