
Windows 11での表示
蛟蝄神社の記事を、

Windows 11で見ると、ちょっと変なところがあります。

「蛟」「神社」の字がゴシック体なのに、「蝄」の字だけが明朝体になってます。
ゴシック体、明朝体というのは、書体のデザインのことで、
同じ漢字でも、ゴシック体と明朝体では、書体=フォントの形が異なります。
Windows 11のフォント
パソコンのWindows 11では、システムフォントとして Yu Gothic UI が使われています。
Windows Vistaからは、システムフォントとしてメイリオ、Windows 10以降は游ゴシック(Yu Gothic UI)になってます。
ブログ記事のフォント
ブログは、Wordpressを使っており、テーマファイルによってフォントを指定しています。ブログのテーマはCocoonを使っていおり、フォント指定はデフォルトの「ヒラギノ角ゴ、メイリオ」にしています。
Windows
ヒラギノ角ゴは、デフォルトではWindows 11にインストールされていないため、ブログ記事は、Windowsで見るとメイリオで表示されます。
メイリオは、JIS第1・第2水準のみが実装されているので、JIS第1・第2水準に含まれない文字「蝄」は表示できず、他のフォントで代用しているために、このような事になっています。
iPhone/iPad
ヒラギノ角ゴは、iPhone/iPadにインストールされているため、「蝄」は通常通りゴシック体で表示されます。
iOSのシステムフォントは大日本スクリーンと字游工房が開発した「ヒラギノ角ゴシック」です。Std仕様フォントでは「蝄」は含まれてないですが、Pro/ProN/Pr6N仕様では含まれているので「蝄」が表示されるようです。
大日本スクリーン > ヒラギノフォント
https://hiragino.screen.co.jp/support/charset
その他のフォント
「游ゴシック」以外の一部のフォントには「蝄」が実装されているので、ちょっと調べてみました。メイリオは「蝄」が実装されてないので□で代用されています。

現在手元にある日本語フォントは50種類ぐらいですが、「蝄」が実装されているのは3つだけでした。
IPAmj明朝フォント
人名の表記等で、細かな字形の差異を特別に使い分ける必要のある業務等での活用を想定したフォント。
Noto Sans CJK JP
Googleが提供している。
東アジアで用いられている4つの言語(C:簡体中国語、繁体中国語、J:日本語、K:韓国語)の全てが入っているフォントで、その中でJapaneseを優先的に表示するフォント。
Noto Sans JP
Noto Sans CJK JPと同じ書体だが、日本語のみ実装されている。
源ノ明朝
Adobeが提供している。
東アジアで用いられている4つの言語(C:簡体中国語、繁体中国語、J:日本語、K:韓国語)で必要な文字が入っているフォント。
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Noto Sansと源ノゴシックは、実は同じフォントで、提供者が異なることで違う名前で呼ばれています。
Noto Sans/Serif:Google
源ノゴシック/源ノ明朝:Adobe
同じフォントですが、JPとCJKでは実装が異なり、
JP:日本語のみ
CJK:中国語、日本語、韓国語
となっています。
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・・・ということで、純粋日本語での「蝄」の字が実装されているのは、IPAmj明朝フォントだけで、Noto Sansと源ノ明朝は、Pan-CJK書体(中国語、日本語、韓国語)ということになりますね。
その後1・・・
「蝄」の字を調べてみると、第1~4水準の漢字一覧には出てこない、「JIS水準外の漢字」で、「表外漢字」とのこと。
定義:常用漢字表に入っていない漢字。
用途:新聞や書籍、人名用漢字、地名などでよく見られる。
http://pyrite.s54.xrea.com/timei/神社名.html
その後2・・・
Windowsで指定したフォントに文字(グリフ)が存在しない場合、OSの「フォント フォールバック」機能により、別のフォントから文字を自動的に補完して表示する仕組みになっています。
フォントの優先順位はレジストリで管理されています。
確認・設定パス: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows NT\CurrentVersion\FontLink\SystemLink


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