手放すとは

スピリチュアルカウンセリング

人は様々な対象(人やモノや土地など)について、様々な考え方=「ラベリング」を意識下に持っています。

嫌いな人が居るというのは、その人が「自分の意に沿わない」という状態です。

自分の意に沿わないから、嫌いになり、嫌いだからその人の事をあれこれ言ってしまい反省するのですが、そもそも自分の意に沿わないのだから、あれこれ言った後に反省してもそれが止まることはありません。

好きになれないというのも、好きであるというのも、どちらもラベリングです。
どちらも自分を軸として考えています。

手放すとは、ラベリングをしなくなることです。自分を軸として考えるのではなく、ありのままを受け入れるというのが手放すということです。

相手のありのままを、批評も批判もせずそのまま受け入れる(この人って、こういう人なんだと受け入れる)と、手放すに繋がります。

コメント

  1. 名古屋のよしこ より:

    八雲様
    恐らく、前回質問させていただいた件についてのご回答と思います。
    ありがとうございました。
    そのラベリングをしない、自分軸でとらえず、ありのままとしてとらえる、ということがなかなか難しいですね。でも意識したいと思います。
    いつも的確なご回答・ご指導ありがとうございます。

  2. 八雲 より:

    > 名古屋のよしこさん

    ラベリングをしないというのは、知ったらすぐできるようになるものではありません。

    自分が持っている思考パターン(ラベリングしてしまう)があり、特段意識しないでいるとこの思考パターンを繰り返し使ってしまいます。

    なので、意識的に思考パターンを使わない(ラベリングしない)という練習を何度も行って、新しい思考パターンを作り上げていくことが大切です。

    新しい思考パターンを何度も練習して行き、定着するとラベリングしない自分に切り替わります。

タイトルとURLをコピーしました