なぜか遅刻する人

スピリチュアルカウンセリング

(クライアントさんの了承を得て書いています)

「私はなぜか遅刻する事が多いのですが、どうしてしょうか?」という相談がありました。
約束の時間になぜか数分から十分程度遅刻してしまう。早めに家を出たにも関わらず、やはり遅れてしまう。早めに出た時の余裕時間はいったいどこに行ってしまったのか、不思議だ。

ということでした。

その人はいたって真面目な人で、適当に行動しているから遅刻するという人ではありません。
こういう場合、現世にその要因や原因がある場合が多いのですが、その人の場合は問題が現世的には存在していませんでした。そこで、過去世を見てみると、そこに見つけることが出来たのが、こんな話です。

過去世のある時、離れた場所に知らせを告げる役割があって、急いで行動していたのですが、途中でアクシデントがあり、わずかの差で手遅れになってしまいました。そして、その時に、出来なかった自分を強く責めた結果として、「遅れることは、重い罪悪である」という意識を強く自分の中に刻み込んでしまいました。

遅れることに対して重い罪悪感を持ったままで居ると、それが次の人生におけるブロック(障壁)となってしまうため、それを正しい方向に修正するために、「遅れても、大丈夫だ」という体験をしようとして、何度も遅れるということを繰り返すようになって行きます。

現世において、遅れても大きな問題にはならない場合に、数分から十分程度遅れることで、「遅れても、大丈夫だ」ということを認識すると良いのですが、そこで「遅れた自分を責めてしまう」ことで、正しい方向へ修正できないということになってしまいます。
そのため、「遅れても、大丈夫だ」ということを十分実感できるまで、遅れるという体験を何度も繰り返すことになってしまいます。

遅刻しなくなるようにする為には、「遅刻しても、自分を責めない」と合せて、「遅れても、大丈夫だ」という二つのことを深く認識することが必要です。

コメント

  1. 辰巳の辻占 より:

    わかります。
    この方の「遅刻」以外でも、「なぜか、○○する」という理由には、
    「自分を責めない」「○○しても大丈夫だ」と確認している場合があるようです。
    そこに気がつく事が、大切だと思います。

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