●多くの人が使っているブラウザ
約6割の人がブラウザアプリとしてGoogle Chromeを使っています。
参考 スマートフォン・PCのブラウザシェア調査(2018年5月分)
●2018年7月の新バージョンGoogle Chrome 68
現在の最新バージョンは、Google Chrome 67ですが、7月24日頃Google Chrome 68にアップデートするとインターネットアドレス(URL)の表示が変わります。
Google Chromeのバージョンアップは、バックグラウンドで行われるため、バージョンアップに気がつかない人が多いので注意してください。
(1)SSL化された(https)サイトの表示
Google Chrome 67と68で変化はなく、
保護された通信 と表示されます。
(2)SSL化されていない(http)サイトの表示
Google Chrome 67の場合
インフォメーションマーク()で注意喚起ですが、
Google Chrome 68の場合
保護されていません と明確な注意喚起の表示になります。
●Google Chrome 68以降の予定
今後の予定として、SSL化されていない(http)サイトアクセスすると警告表示が出されるようになります。
今後の予定をGoogle(リンク、リンク)とITmedia(リンク)から拾って表にしてみました。リリース予定は日程が変更になることもあります。
※以下の表はスマートフォンの場合横長モードで見るのがお勧めです
バージョン リリース予定 |
SSL化 https | 非SSL化 http |
Chrome 67 現在のバージョン |
保護された通信 | インフォメーションマークのみ |
Chrome 68 2018/7/24 |
保護された通信 | 保護されていません |
Chrome 69 2018/9/4 |
鍵アイコンのみ |
保護されていません |
Chrome 70 2018/10/16 |
鍵アイコン無し | 保護されていません |
サイトは、SSL化(https)されているのが通常で、そうでないサイト(http)は安全なサイトではないとして、警告表示がされる様になって行きます。
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コメント
八雲先生
ありがとうございます。初め、放置していたサイトのログイン画面に「保護されていないサイトです」と書かれていて何のことか分からなかったので助かりました。それでもサーバー会社に連絡取ったり、画像のアドレスを1つ1つ直したり大変でしたが、ようやく2つのサイト共SSL化出来ました。結界完了と言う感じです。
IT音痴が独自サイト運営するのは大変なので、助かります。
> Rosemaryさん
今回のChromeの変更は、FireFoxなどの他のブラウザも追従しているので、SSL化はもはや必須ですね。
既存サイトのSSL化ってITに詳しい人でも結構大変な作業になるので、なかなか腰が重い作業でした。