2009年08月06日 半影月食

日食・月食

今回の月食は、半影月食なので、一見すると月食には見えないような少し暗くなるものです。そのため、一般的には月食として報道されず、あまり知られていません。
以下のページに、半影月食の写真があります。

湘南台文化センターこども館(藤沢市) > 天体写真
上から5番目 画像クリックで拡大表示します
http://www.kodomokan.fujisawa.kanagawa.jp/moyosi/cosmo/photo/photo.html

この月食は、7月7日の半影月食とセットで、日蝕の影響範囲を規定するものです。
今回の皆既日食は、

7月7日 半影月食
7月22日 皆既日食
8月6日 半影月食

と皆既日食の前後の満月が月食となるものです。
そのため、月食の影響というよりは、日食の影響期間が両月食によって設定されていると考えるとちょうど良いです。
下記の図を見れば分かる通り、この月食は日本では観測できませんが、影響力という点では、地球規模になります。

以下は、2009年1月24日に発行した、「2009年を展望する 天体の動きから読み取る一年」からの抜粋です。

※2009年08月06日 08時01分~11時17分 アメリカ大陸、東南アジア、オセアニア
Le2009aug06n_2_4
http://eclipse.gsfc.nasa.gov/LEplot/LEplot2001/LE2009Aug06N.GIF

この月食は、7月22日の皆既日食を挟む、7月7日の月食と比較すると、ちょうど反転するような形に、地球の影の通過地点が南から北へ、月食が見られる地域もちょうど反転するような地域になります。
これは、7月22日の皆既日食の影響が、特定の地域ということではなく、世界的に伝播することを表しています。変化としては、アメリカ北部の方が早くなりますが、いずれ欧州やアジア地域にも伝播し、その後南アメリカ・アフリカの政情にも影響を及ぼしていきます。いずれにせよ、7月22日の皆既日食の影響から逃れることができる地域は無いこと示しています。

コメント

  1. みつい より:

    今回のこの月食もまた日本でも影響が来るんですよね?
    一昨年から去年あたりから始まった冥王星の影響や日食が起こるたびに、今までの人間関係や環境ががあっけなく終わってしまうんです。
    すごく大事にしていたのに、悲しい・・と思って気が付くと、日食や月食の現象が関係している。
    変化っていいますけど、むやみやたらに今までの事が崩壊するのではなく、必要だからそういう現象になってしまうのですか?
    なんだか毎回現象に左右されてしまい、自信がなくなってきました。
    この天体の影響って悲しむべきでなく、楽しむべきですか?
    こう立て続けに天体現象があると正直怖いんです。

  2. risa より:

    日食のお次はお月食でございますかぁぁあ嗚呼~~~~~~
    受けて立つしかないですね~(^▽^*
    しかし体が受ける影響とは裏腹に何でこんなに元気なんやろ、という感じの今現在
    そばにいてると放熱してアツいらしいですよ
    お熱はありません
    なんにしても『変化』はありがたいものだと思っています

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