穴八幡宮の一陽来復御守の貼り方 2017年冬至~2018年節分 [1/27更新]

一陽来復の御守は二種類

(1)ビニールで覆われた細長い板状のもの
こちらは、携帯用なので、財布などに入れて持ち歩きしてください。

(2)紙製の筒状のもの
こちらを、壁や柱に貼りつけしてください。

貼る方位と場所

【恵方は24方位】

恵方は、24方位(15°刻み)で決まります。

私たちは普段天気予報などで「南南東」(16方位:22.5°刻み)が良く使われるため、恵方巻の宣伝などでは「南南東」がよく使われますが、これでは正確な恵方に向くことができません。

正確に恵方に向く為には方位角(1°刻み)を使う必要があります。

穴八幡宮が配布している説明書では、昔の人に馴染みのある十二支で24方位を表現しているので、恵方を巳午(みうま)、御守を貼る場所を亥子(ゐね)と表現しています。

以下では24方位と数値の方位角を中心に説明をします。穴八幡宮の説明書(リンク)と合わせてご覧ください。

【恵方の24方位と方位角】

2018年度(頒布期間:2017年冬至から2018年節分)の恵方は、南からやや東の巳午(みうま)=丙(ひのえ):方位角 165°です。

そのため、御守りを貼る場所は、恵方の反対側の北からやや西の亥子(ゐね)=壬(みずのえ):方位角345°です。

御守は貼る場所から一陽来復の文字が恵方を向くように貼ってください。

最近は、スマートフォンが普及しているので、スマートフォンのコンパスアプリ(方位磁石アプリ)を使えば方位角が数値で表示されるので、正確に貼る場所と向きを決められます。

下図では上を真北にしているので、概ねの角度が分ると思います。御守は白い太線方向に貼って下さい。

スマートフォンの磁気センサーは誤差を持っていることがあるので、コンパスアプリを使う時は事前に8の字キャリブレーション(スマートフォンを持って、8の字を2~3回描く)してから使いましょう。
キャリブレーションについては、こちらの記事(リンク)が参考になります。

【御守を貼る場所】

家の中心点を割り出し、中心から見て、北からやや西の壬(みずのえ)方位角345°の高い所に貼ってください。

(1)家の形が、四角ではない場合は建物全体を一つの四角形と考えて中心点を割り出します。
(2)中心点が家の中にならない場合は、普段良く居る部屋を中心と考えます。
(3)貼る部屋が風呂場やトイレなど貼るのにはあまりふさわしくない場所になってしまう場合は、中心寄りの壁や柱に貼ることになります。

貼る日時

冬至(12/22)、大晦日(12/31)もしくは節分(2/3)の夜23:59から0:00の間に行ってください。
これは、穴八幡宮の神様との約束なので、正確に行ってください。

貼り方

壁や柱に直接貼ると壁や柱の材質と接着剤の関係でうまく貼れないで落ちてしまうとか、外した時に跡が残るという問題があります。

そのような場合は、一陽来復御守より一回り大きい白い台紙か板を用意し、台紙/板を壁にピンや両面テープ(3Mコマンドタブ(リンク)がお勧め)などで予め取り付けておき、そこに御守を糊か両面テープで貼るようにすると失敗しないで貼ることができます。

古い御守はどうするの?

昨年度の一陽来復は、新しい一陽来復を貼った後に取り外して、穴八幡宮の古札納所(こさつのうしょ)に納めてください。穴八幡宮が遠い場合はお近くの神社でも構いません。

引越などがある場合

御守を貼った後に、引越がある場合や、剥がれて落ちてしまった場合の対応は、
(1)取り外して神棚に納める
(2)お近くの神社(古札納所)にお納める
のどちらかになります。
せっかくですからこの際に神棚を用意するのもいいですね。

2014年から2023年までの恵方

恵方は、その年の十干と対応する24方位によって決まります。

なので、毎年の恵方がどの方位になるのかは、予め決まっています。
近年の恵方について、甲から始まる十干の表(10年分)を作成しました。
来年以降の恵方についてもこれでチェックできます。

年度 十干 恵方
24方位 方位角 32方位 16方位
2014年 75° 東微北 東北東
2015年 255° 西微南 西南西
2016年 165° 南微東 南南東
2017年 345° 北微西 北北西
2018年 165° 南微東 南南東
2019年 75° 東微北 東北東
2020年 255° 西微南 西南西
2021年 165° 南微東 南南東
2022年 345° 北微西 北北西
2023年 165° 南微東 南南東

真北と磁北

北を示すのに、真北(天体が示す方角)と磁北(磁石が示す方角)の二種類があります。磁北は、日本においては、西に偏角4-9度ぐらいになるので、北を示す時に少し違いが出ます。

恵方で、真北と磁北のどちらを使うべきか?

恵方とは陰陽道の歳徳神が在する方位のこと。陰陽道は天文学や暦学が主体であり、そのため天体の動きが元になります。なので陰陽道で北と言えば真北のことになります。
また、京都の古い街並みを見ると、東西南北の道路は磁北ではなく真北を使っているのが判ります。

なので、恵方では真北を使う方が適切であると考えています。

スマートフォンのコンパスアプリは通常真北を示します。磁北に設定できるものもあるので、真北を使う設定になっているか確認しておいて下さい。

穴八幡宮の一陽来復について

以下のページに詳しい案内があります

穴八幡宮 一陽来復 2017年/冬至 ~ 2018年/節分
http://enlt.jp/ps/Anahachiman/

コメント

  1. 清水順子 より:

    初めてお便りさせて頂きます。
    本日、導かれるかのように穴八幡宮をお参りさせて頂きました。
    一陽来復のお守りとお札を授かりました。
    穴八幡宮は私にとって産土神であることが分かり、いつかご挨拶させて頂きたいと願っていました。
    今日の日がご挨拶の機会であったようです。
    貴ブログを拝見させて頂き、お陰様で迷うことなく、参拝させて頂けたと感謝致します。ありがとうございました。

  2. 八雲 より:

    > 清水順子さん

    コメントありがとうございます。
    ブログが役に立って嬉しいです。

  3. ねこまつり より:

    すみません。このHPを見て11:59過ぎに貼ったんですけど大丈夫でしょうか?他の人は00:00丁度に貼ったとか言ってて。なんだか心配です。大丈夫そうなら太鼓判押していただけたら安心します。
    参考にさせてくださりありがとうございます。

  4. 八雲 より:

    > ねこまつりさん

    穴八幡宮が出している説明にもありますが、
    http://enlt.jp/ps/Anahachiman/Manual2018.png

    一陽来復御守は、江戸時代元禄年間から頒布されている御守です。
    江戸時代に、00:00ちょうどに秒単位で貼ることが可能でしょうか?
    少し考えてみると分りますが、当時は秒針を持った時計なんか存在しませんね。
    なので、多少の誤差は問題ありません。

    現代では、正確に秒単位で測れる時代になったので、00:00時に向かう時間の最小単位となると、23:59から00:00分の間になります。
    なので、11:59から00:00までの間に貼るので構いません。

    > このHPを見て11:59過ぎに貼ったんですけど大丈夫でしょうか?

    はい。
    大丈夫です(^^)/

    神様は大らかなので、細かい事柄(23:59なのか00:00なのか)より、その人の生き様を見ています。ねこまつりさんが、良い生き方をしていれば、神様の御加護があるでしょう。

  5. あぐ より:

    八雲さま

    昨日、一陽来復御守を貼りました。
    送っていただいた紙にあった方位にするのが我が家の間取りだとなかなか難しくて、台紙を折ったり貼ったりと、かなり手間取りました。
    結果、きちんとした方位になったかについては少々不安なのですが、、
    でも、まずは御守を無事貼ることができて、気持ちがすっきりしました。
    貼った後、「今年一年よろしくお願いします。」とお願いすると、なんとなく御守が金色に光を放って、「わかったよ。任せて。」と言ったような気がしました。気のせいかもですが(笑)
    今年も一陽来復御守を送っていただきまして、ありがとうございました。

  6. ねこまつり より:

    ご返事いただけてありがとうございます。
    大丈夫ときいて安心しました♪
    確かに江戸時代に秒針はないですね(笑)
    あ、江戸時代の方もお守り貼ってたんですね。
    この儀式はほんとにすごいですね!
    良い生き方。。。そうですね、そのように心がけます。
    たしかに神様はおおらかでいらっしゃると最近感じます。
    あと、お守りが、やはりオーラを放ってて私を見ている気がします。
    自然と手を合わせる気持ちになりますね!