※2月19日の記事を再編集しました。
昨年鬼怒川の堤防決壊により、常総市などに大きな被害が出たことも記憶に新しいですが・・・
※以下は、Googleマップ(リンク)に、赤字で追記してあります
同じような堤防の決壊による水害が東京にも起きる可能性があります。
荒川流域上流である秩父地方を中心に、台風やゲリラ豪雨などにより、これまでに経験した最大降雨量からわずか1割から2割増しの大量の降雨があると、荒川の堤防が構造的な問題から、崩壊する可能性があります。
その場合、都内のゼロメートル地帯である、台東区、墨田区、江東区、北区、荒川区、板橋区、足立区、葛飾区、江戸川区。また、ゼロメーター地帯と地下鉄が通じている千代田区、中央区、港区などは、1m以上の水没の可能性があり場所によっては水位が地面から5mにも達しこれは建物の2階も水没する高さです。
これらの水没による被害者の発生、家屋の被害、経済活動の停止など、甚大な被害が起きるの可能性があります。
荒川は、その名の通りかつては”荒れる川”として知られていました。長年の水害対策により近年は被害がでていませんでしたが、最近の、温暖化やゲリラ豪雨など、これまで経験したことのない気象により、荒川の堤防が決壊し、都内各所に被害をもたらす可能性が国土交通省により、具体的に指摘されています。
国土交通省作成の「荒川氾濫」はそういった現状を踏まえて作成され、上記の地域に家屋がある人や通勤している人は、これらのリスクがあることを知っておく必要があります。
フィクションドキュメンタリー「荒川氾濫」令和3年3月改訂版 (字幕あり)
荒川水系洪水浸水想定区域
https://www.ktr.mlit.go.jp/arajo/arajo_index038.html
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