太陽フレアの発生はようやく平均的な状況になってきました。
宇宙天気ニュースの「フレアの自動検出」から引用します。
上記のグラフの緑色の線がC3クラス以上の太陽フレアの発生を示していますが、グラフ右端のもっとも最近の時間では、最低値もC1クラスまで低下してきており、やっと平均的な状況になってきました。
7月6日(5日前)の記事のグラフ(下図)と比較すると、フレアの規模を表す数値すら読み取れないくらい頻発していたのが良くわかります。
太陽フレアに注目し始めたのは、2003年からですが、これほど頻発する状況は、記憶にありません。2012年であるから起きた現象と言えるかもしれませんね。
NASAのサイトに、7月6日(世界時)に発生した、X1.1のフレアの動画があります。
フレアの噴出方向が地球を向いていないことが良くわかります。そのため、発生規模は大きいのですが、影響は限定的です。
Sun Releases X-class Solar Flare
http://www.nasa.gov/multimedia/videogallery/index.html?media_id=147950601
(参照サイト)
※太陽フレアの最新の発生状況はこちらで見られます
宇宙天気ニュース(フレアの自動検出)
http://swnews.jp/rt/goes_xray.html
※現時点での太陽黒点の位置は、こちらのページの右下、
HMI Intensitygram - Flattenedで見ることができます。
SDO - Solar Dynamics Observatory - view latest images(英語)
http://sdo.gsfc.nasa.gov/data/
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