寒川神社は、レイラインが交差する希少なパワースポット

神社

記事作成:2006/1/27
記事更新:2016/8/30

春分/秋分の日に、太陽が東の千葉一宮町から西の出雲大社まで貫く、御来光の道にある神社です。
春分/秋分の日に参拝するのがお勧めです。

寒川神社が、御来光の道(春分、秋分の日の出、日の入りライン)上にあることは有名ですが、この場所はそれだけではありません。
古くはストーンサークルがあり、古代の祭祀場であった場所で、ここになぜストーンサークルがあるのかはレイラインを調べていくと、太陽と季節に深い関係のある場であることがわかります。 古代から、季節を知るための天然の暦といえば、太陽です。

太陽の進行によって、四季(暦)の移り変りを知るという方法を使っています。太陽の進行で重要な日は、春分・秋分・夏至・冬至になります。
また、エネルギー的にもこの四つの日はエネルギーが変化する日であり、この日に祭ごとすなわちエネルギーワークをするというのは非常に重要で、これは世界中で行われていることです。

Sagami

過去の富士山ワークで、それとは知らずに秋分の日に行ったのですが、この日の富士山ワークでは、富士のエネルギー場が、通常とは異なり、はるか空高くに届き、また天空からも天のエネルギーが届くという、秋分の独特の場を形成していました。

そのため、エネルギーワークをすると、富士山のエネルギーを貰うのも、またこちらからエネルギーを与えるというのも、普段の日からすると格段に楽に高いエネルギーを扱うことができます。
世界中で春分・秋分・夏至・冬至を特別の日として、祭ごとを行うというのも、納得です。

そういった視点から見ると、寒川神社は春分・秋分・夏至・冬至のすべてのレイラインが通る中心的な場所であり、非常に強いエネルギー場であることがわかります。

寒川神社そのものは、大山山頂へのレイラインを意識して建てられていることは上図をみれば一目でわかります。

Samukawa

寒川神社神域にある宮山神社が何なのかがこれまではよく解らなかったのですが、今回の大山山頂に向かうラインを見てみると、宮山に参拝するとその延長線上には大山があります。つまり、宮山とは大山のことになります。

ここでは、日没ラインということで、図を書いていますが、日没ラインを東に延長すると、そのままで日の出のラインにもなります。
夏至のラインをそのまま伸ばしてゆくと、鎌倉の鶴岡八幡宮の一の鳥居にクロスします。これまで鶴岡八幡宮の建物や参道の方向が何を意味しているのかよく解らなかったのですが、夏至ラインを伸ばしてゆくと、一の鳥居にクロスし、しかも建物が立っている角度とも一致する。つまり、鶴岡八幡宮は夏至のラインに対して直交しているのです。そして、一の鳥居は夏至のラインを寒川神社・大山山頂がセットになって形成されている。

ということで、寒川神社・鶴岡八幡宮ともに、大山を起点としたレイライン上に構成されていることがわかりました。

また、冬至のラインをそのまま延長すると、箱根神社に到達します。ここでも、レイラインを見て取ることができます。
そして寒川神社の社殿の方向をそのまま南西に向かうと、前鳥神社・平塚八幡宮に繋がります。

初めて寒川神社に参拝したとき、そのエネルギーの強さにびっくりしたのですが、こうしてレイラインをたどってみると、その強さも納得できますね。また、これだけのレイラインが交差する場所であるため、後年八方除けの神社になったということも理解できます。

コメント

  1. Rosemary より:

    八雲先生

    情報ありがとうございました。昨日参拝させて頂きました。寒川神社の参道に入ったらすぐ、首が左を向き、宮山神社の位置が地図を見ずに分かりました。寒川神社より宮山神社のエネルギーを強く感じ、特別な場所のように感じました。7柱の神様ですものね。寒川神社は衣食住の神様ということなので、それについてきちんと整うようにお祈りすると、帰りに新しいフライパン&お鍋をバーゲンで購入することになってしまいました。

  2. モミの木 より:

    寒川神社は八雲さんの別の一之宮レイラインによれば、鹿島神宮とも繋がっていましたね。
    別のサイトでは、諏訪大社とも、というのも
    出ていました。
    調べるほどにきっといろいろ更に
    繋がっているのかもしれませんね。

  3. 八雲 より:

    > Rosemaryさん

    宮山神社は、七柱が合祀された経緯があるのでちょっと複雑ですが、基本的には山宮=富士山の神社になります。

    富士山のような、霊的に高い山があると、色々と一緒くたに合祀されてしまうというのはよくあることで、そういったことは日本全国で目にすることになります。

  4. 八雲 より:

    > モミの木さん

    関東の一之宮はレイラインで繋がっているのですが、寒川神社と諏訪大社となるとちょっと無理があるかと思います。

    ネット上のサイトでそういったことを書いているのを見かけますが、レイラインについては何でもありというサイトもよくあります。

    レイラインとは、そもそも太陽の日の出の方位が鍵です。他には東北西南の45度の方位があります。

    私のスタンスとしては、それ以外の太陽の日の出・日の入とは関係しない雑多な方位についてはレイラインに含めていません。

  5. モミの木 より:

    教えて頂きありがとうございました。
    諏訪大社はそうなんですね。

  6. Rosemary より:

    八雲先生

    宮山、山宮という名称=富士山の神社ということになるんですね。面白かったのが、一緒に大山の山頂に登った人が私の一週間後に寒川神社参拝をしていたことでした。

    今度は埼玉県比企郡川島町近辺に呼ばれているようで、調べてみると川島町ではないのですが、弘法大師の岩室観音かな?と思ったりしているのですが、これは秋分のヒーリングの流れと関係ありますか?

  7. 八雲 より:

    > モミの木さん

    >> 寒川神社と諏訪大社となるとちょっと無理があるかと思います。

    と書きましたが、気になって調べ直してみると、諏訪大社から寒川神社へは、方位121度と夏至の日出ラインになります。

    しかも、
    [上高地]-[諏訪大社上社本宮]-[諏訪大社上社前宮]-[阿久遺跡(ストーンサークルがある)]-[大山山頂]-[寒川神社]
    と連なります。

    また、阿久遺跡周辺から、諏訪大社上社本宮に掛けて諏訪湖に流れ込む宮川が概ね並行します。

    どうも、思い込みで諏訪大社は違うとしていたようです。
    間違っていたので、改めて調べ直しているところです。

    Googlemapだと方位測定がきっちりできないので、ゼンリン電子地図帳Zi19 DVD全国版を先ほどオンラインで注文しました。
    到着したらインストールして検証して、まとまったら後日ブログに書きます。

  8. 八雲 より:

    > Rosemaryさん

    行く時は、予め関係性を考えて行くのではなく、何事にもとらわれない自由な立場で行ってみて下さい。

    必要な情報は、行くことでもたらされます。

  9. Rosemary より:

    八雲先生

    ありがとうございます。呼ばれている場所が岩室観音かどうかよく分からないのですが、調べていくと吉見観音など観音様が気になるので、観音様の所に行ってみることにします。埼玉県比企郡なんて名前さえ知らなかった場所なんですが。

  10. 八雲 より:

    > Rosemaryさん

    埼玉県比企郡には坂東三十三観音の九番札所の都幾山 慈光寺もありますよ。

    坂東三十三観音公式サイト 札所1番から10番まで
    http://www.bandou.gr.jp/temple/temple1-10.php

  11. モミの木 より:

    八雲さま
    ご連絡ありがとうございました。
    繋がっているといいなぁ。
    記事楽しみにしております。

  12. Rosemary より:

    八雲先生

    情報ありがとうございます。まずは行ってみるとしたって、比企郡はどの町に行くかによって、公共交通機関が異なるようで、車のない身には当たりを付けて行くしかないのですが、やっぱり、川島町川島町としつこくメッセージがやってくるんです。
    そして、先日、5月に熊野速玉大社で頂いてきた護符の行方が分からなくなっていたのが出てきて、結局川島町の熊野神社と廣徳寺かな?と。全然分かんないのですが、重要文化財らしいし。もやっとしてますが、行ってみるしかないんですね。

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