今日は、二十四節気の立春です。
立春は、その字のとおり "春が立つ=春の気配が立つ" という意味で、寒いながらも春の気配が見える季節であることを現しています。
新年をいつに定めるのかということについては、冬至を新年とする考え方と、立春を新年とする考え方の二つがありました。
アジア地域では、立春を新年とする考え方が主流なので、2月4日前後になる、二十四節気の立春を新年とするのが基本でした。新年を「迎春」と言うのはここから来ています。
●今使われている暦は
ヨーロッパでは、冬至を新年とする考え方が主流だったのですが、当時つかわれていたユリウス暦の精度が低い為に、冬至とカレンダー上の新年がずれて行ったのが問題となって、ユリウス暦からグレゴリオ暦に改暦しました。
改暦したときに、その頃のカレンダー上の新年が冬至から5日ほどずれていたのですが、それをそのまま新年にしてしまったため、新年は天文的な意味を失って、政治的に決められた新年になってしまっています。
私たちが通常使っているカレンダーは、明治時代に入って西洋諸国と同じ暦を使うことを決めて、グレゴリオ暦を採用したため、太陽と月の進行と地球の季節という自然のリズムから離れた暦になってしまっています。
●自然のリズムを取り戻す為に
私たちの生活は、自然のリズムであるべきなので、太陽と月と地球の自然のリズムを暦にしていた、かつての暦を使う生活がお勧めです。しかし、一般社会的には現代の暦(=グレゴリオ暦)を使っているのでそれを無視することはできません。
なので、私はその両方の暦を上手く取り入れた、ハイブリッドカレンダーを使っています。
ハイブリッドカレンダーについては、以下のサイトを参照してください。
ハイブリッドカレンダー by Y.S.DIRECT
http://www.ysdirect.com/
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