漠然と努力という言葉を使ってしまうことがありますが、大きく分けると三種類の努力があります。
その1:「ネガティブな努力」
やりたくないけど、やらないといけない・やらなければならないからやっている努力。ネガティブな努力が多いほど、人生は辛く・苦しいものになります。
その2:「ニュートラルな努力」
やるのが当然と思っているから、やっている努力。ニュートラルな努力では、自分の持っている力の大部分を引き出すことができます。
その3:「努力ではない努力」
やるのが自然だから、やっている。本人は努力と思ってないけど、周囲が努力と思っている。努力ではない努力では、自分の力以上のものを引き出すことができます。
仕事において、自分が(あるいは部下の)実力を発揮させたいのなら、努力というものを、その2とその3になるようにするのがカギです。
そのためには、目の前の仕事をただこなしていく前に、その仕事が持っている意味や、その仕事でどんな人が恩恵を受けるのか、といった仕事の意義を考えておくことが重要になります。
意義のある仕事、人の役に立つ仕事であるということを真に自覚すれば、努力は努力ではなくなります。
コメント