※その10(リンク)からの続き
この世界は、源意識と潜在意識から創られているということをその5(リンク)で書いていますが、潜在意識を書き換えたら即座に願望が実現するわけではありません。その点について説明します。
●時間がある世界とない世界
我々が普段認識している顕在意識の世界は時間がある物質的な世界なので、変化と時間は密接に関係しています。
日常的な感覚では、時間が経つと変化が起きているように見えますが、正確に言うなら、変化が時間を生み出しているのであって、時間が変化を生み出しているわけではありません。(バシャールが言うところの、「時間は意識の副作用」は同じ事を違う角度から表現したもの)
まぁ、要するにこの世界(顕在意識)には時間があるということです。
一方で、潜在意識の世界は全体と個がグラデーションになっており、全体性では個がありませんし、時間もありません。潜在意識の世界とは、神界や霊界とも言われますが、この世界は全体性なので、時間がありません。全体性から個が現れる時に、時間もグラデーションのように現れるのですが・・・
まぁ、要するに潜在意識の世界には時間がないということです。
●願望は潜在意識下では即座に実現している
時間がない世界なので、潜在意識の書き換えを行うと、即座に情報が書きこまれて、書き込まれた情報が現実になります。
つまり、願望は潜在意識下では即座に実現しているわけです。
●情報を定着させる
しかし、前の記事で書いたように、否定的な事を後から付け加えたり、現象化(目の前に現れる)していないことに意識が行くと、それも即座に書き込まれて潜在意識下で実現してしまいます。
このように、書き込まれた情報は変化しやすい状態です。そのため、潜在意識下では即座に現実化しているのを常に意識するのが重要です。
そうして、繰り返し同じ情報で潜在意識の書き換えを行って、情報を定着させることが必要になります。
これを、「なる」「信じる」「信念化」と言う人もいます。
●やがて現実として現れる
やがて、潜在意識の書き換えによって情報が定着すると顕在意識の世界に現象化されると言う事になり、現実になります。
情報が定着するのに、書き換えの回数が何回必要なのか、現象化されるまでにどれくらいの時間が掛かるのかは、個人ごと願望ごとで異なります。
早ければ数日、大きな願望だと数年ということもあります。
●まとめ
2.潜在意識下では即座に現実化しているということを常に意識する。
3.繰り返し同じ情報で潜在意識を書き換える。
4.潜在意識下の情報が定着すると、現実として目の前に現れる。
※シンクロニシティはなぜ起きる?(リンク)に続く
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