賽銭って必要?

神社

神社に参拝する時に、なぜ賽銭(さいせん)が必要なのでしょうか?

神様がお金を要求するのかというと、そんなことはありません。
神様と神社で対話するのは無料です。ほんとうの神様はお金や貢物を要求しません。

お金や貢物を要求する神様がいたとしたら、それはニセモノか、そうでなければ低級霊の神様もどきです。(一部の例外を除く)

私の場合神社に参拝するときは、基本として100円を賽銭としています。
もっと多く払っても良いとは思うのですが、多い時は一日で5-6か所の神社に呼ばれることもあり、多く払うと賽銭貧乏になってしまうので100円としてます。本来なら数百円が基本だと思います。

なぜ賽銭が必要なのでしょうか?

賽銭が必要なのは神様ではなくて、神様と繋がる場を維持管理するためにお金が必要なのです。大自然そのままの聖地の場合はともかく、神社の場合その場所や建物を維持管理するには、人手とお金がかかります。

ちょっとした神社を建て替えたとすると、数千万から数億円のお金がかかります。
祭事を行うにもお金が掛かります。
そして宮司さんや巫女さんなどの生活費も必要です。

そういった費用の一部をまかなうのが賽銭というわけです。
そのため、京都や奈良の社寺では拝観料という形で、数百円から千円程度のお金を支払うところも多くあります。

賽銭というと、ご縁=5円としている人をよく見かけます。
ご縁を祈願するというのは良いことだと思いますが、賽銭とはその場所を維持管理する費用でもあることを考えるともう少し出してもいいのかもしれませんね。

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