X2.2、X9.3、X1.3の大規模太陽フレアと中規模フレアが連続して発生

太陽フレア

X2.2、X9.3、X1.3の大規模太陽フレアと中規模フレアが2673黒点群で連続して発生しています。これほどの規模の太陽フレアは11年以上ぶりになります。
下のグラフに出ていますが、Xクラスの大規模太陽フレア前にもMクラスの中規模太陽フレアが連続して発生していますので、しばらく注意が必要です。

中規模の太陽フレア頻発や大規模太陽フレアが発生するとで、影響度は人それぞれになりますが、大きく影響される場合は、仕事に行けなくなるくらいの精神的あるいは身体的な影響が出てきます。

これらの太陽フレアが原因の変調は、太陽フレアが収まれば収束しますが、不安を感じた場合は、ちゃんと病院で診断を受けてください。太陽フレアが原因の場合、ほとんどが原因不明という診断になります。

詳しくは以下の記事を参照してください。

太陽フレアによる体調不良 [2024/3/30更新]
大規模な太陽フレアが発生すると、それが原因で体調不良になる場合があります。 太陽フレアとは 太陽フレアは、太陽の表面の黒点群とその周辺において発生する爆発現象のことです。太陽フレアが発生すると、太陽の表面から、X線、γ線、高エネルギー荷電粒...

上記はX線が主体なので、光の速度で地球に到達するため、太陽で発生して約8分で地球に到達しますが、太陽フレアで放出された大量の粒子(CME)は遅れて到達します。

産経ニュース(リンク)から引用:
情報通信研究機構は8日、太陽表面で発生した6日の最大級の「フレア」で放出された大量の粒子が、衝撃波となって8日午前7時ごろ地球の上空に到達し、磁場が乱れているのを観測したと明らかにした。通信機器などに影響を及ぼし始める可能性があり、警戒を呼び掛けている。当初は8日午後3時~9日午前0時ごろに到達するとみていたが、粒子の速度が予想より速かったという。

CMEによる、地磁気の乱れのピークは午前9時から昼頃まででした。

時事ドットコムニュース(リンク)から引用:
太陽の黒点群で6日夜に発生した爆発現象「太陽フレア」について、情報通信研究機構は8日夕、地球への影響が予想より早く、地磁気が乱れたピークは8日午前9時から正午ごろだったと発表した。被害の報告は入っていないという。

X2.2の太陽フレア(日本時間 9/6 18:14頃):

X9.3の太陽フレア(日本時間 9/6 20:59頃):

X1.3の太陽フレア(日本時間 9/7 23:44頃):

 

GOES衛星のX線データ(日本時間 9/4 13:00 - 9/10 01:00):

画像引用元:

宇宙天気ニュース
http://swnews.jp/

宇宙天気ニュース
フレアの自動検出
http://swnews.jp/rt/goes_xray.html

Solar and Heliospheric Observatory
AIA/HMI Browse Data
http://sdo.gsfc.nasa.gov/data/aiahmi/

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