我々は、肉体を持った存在ですが、肉体を持つ以前の姿があり、そちらの方が「元の姿」になります。生命というのは、肉体を持っているだけではなく、その元の姿としてのエネルギー体があります。宇宙全体で見れば、むしろこの形態の方が存在する数としては、圧倒的多いのですが、肉体を持つということは、そのエネルギー体を感じにくくしてあるため、それを理解しづらいということがあります。
宇宙全体のエネルギー量を天文物理学の専門家が計算したところ、物質として存在しているのは、エネルギー量全体の4%しかありません。後は、物質以前の状態で存在しているということです。つまり、肉体があるというのは、宇宙全体からみれば、珍しい・稀な存在であるということです。
我々が生きる世界として、この世とあの世という区分がありますが、一般的にはこの世が主体であるかのように思われていますが、実際には、あの世が元の姿で、この世は仮の姿になります。
なぜ、肉体を持ってこの世で生きているのかというと、あの世つまりエネルギー体の姿では、体験できないことを体験するために、わざわざ手間をかけて肉体世界に降り立っているということです。
なので、死ぬということは、どこか違う場所に行くということではなく、元居た世界に戻るということです。そして、やがて肉体経験というものを違う角度から経験するために、別の肉体に生まれてくることになります。
コメント