エンライトメント - 悟りの段階
よく、「私は悟った」とか「私は悟っていない」とか、言うのを聞いたり読んだりしますが、
悟りというのは、「悟った」or「悟っていない」というオンかオフかというものではありません。
白隠禅師が「大悟十八回、小悟数知れず」と言ったように、大悟・中悟・小悟があり、それぞれ一回ではなく、何度も悟るということが本質です。
つまり、悟りの入口に立つというのが、開悟であり、その先にはもっと奥深い世界が広がっているということです。
仏教などにおいては、この悟りを細かく定義していたりしますが、定義にこだわるのは、逆効果になりかねないので、大・中・小があり、何度も悟って、奥深い段階に進むのだということを知っておけば今の段階では充分だと思います。
また、悟りというのは霊的な覚醒の悟りではなく、心理的な気づきといった意味もあるので、「悟った」という言葉には様々な意味合いが含まれています。
悟りが進んでいくとどうなるのかというと、
1.心の平安が常にあり、外的な事柄によって揺らされることがなくなる
2.物事を偏りなく見て、判断することができるようになる
3.経済的な不自由から抜け出す
4.人間関係の束縛から自由になる
5.不安がなくなる
6.生きることが喜びとなる
7.遊びの能力、仕事の能力が向上する
これらの副作用として、霊的な能力が発露・向上することもあります。
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