主要国の平常値のデータを探してみると、こちらに93年版がありました。
41か国のデータになり、こちらのデータだとチェルノブイリ以降に測定されているデータも含まれています。
世界における自然放射線による放射線被ばく (09-01-05-05)
http://www.rist.or.jp/atomica/data/dat_detail.php?Title_No=09-01-05-05
41ケ国で実施された屋外空気吸収線量率の実測調査結果
表1-1 http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010505/01.gif
表1-2 http://www.rist.or.jp/atomica/data/pict/09/09010505/02.gif
上記のデータのうち、屋外の最小値と最大値、および平均値をグラフにしてみました。
●最大値・最小値グラフ
並び順は、最大値の昇順になります。
数値の単位はナノ・グレイ/時間になるので、
250ナノ・グレイ/時間 → 0.25μSv/h
に換算できます。
●平均値グラフ
並び順は、平均値の昇順になります。
数値の単位はナノ・グレイ/時間になるので、
20ナノ・グレイ/時間 → 0.02μSv/h
に換算できます。
広い国土の平均値になるので、最大値のグラフでもあるように、日常の値が高い地域もあるのですが、平均化されているので、実際よりは低く見えてしまいます。
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