今週末2月26日(日)22:15 - 01:31に金環日食があります。
日本から見てちょうど地球の反対側の地域で起きる日食です。
日本では見られないので話題になっていませんが、8月22日(火)の日食と合わせて日本への影響も大きい日食になります。
2月と8月の日食は南北アメリカ大陸を東西に横断するように発生します。
以下の画像は、いずれもNASA Eclipse Web Site(link)から引用しています。
2月26日の金環日食
8月22日の皆既日食
特に8月の日食は、アメリカを南北に二分するかのように発生します。この二つの日食をホロスコープで見たとき、特徴的かつ共通するのが火星と天王星で、これは国を二分するような大きな変化を引き起こすということです。
現アメリカ大統領は就任前から支持と不支持が拮抗するというこれまで見られなかった状況で、国を二分している状態ですが、それが融和することなくさらに大きな政治的な亀裂を生じさせることになって行くということを表しています。その前触れとなるのが、2月26日の日食です。
そのため、日食の影響としては以下のようなものがあります。
・自分の中にある自信と怖れが同時に起きて混乱する。
・前進する気持ちと、前進を辞めたい気持ちが交互に現れてどちらを選択したらいいのかわからなくなる。
・これまで対立していなかった人との対立が発生する。
・対立していた人との溝がさらに深まる。
これらは、何か悪いことが起きているかの様に見えるのですが、悪いということではなく、いままで思っていながらも深く隠していた本音を表すということが起きているのであって、この混乱や対立は、いつか表に現れなければならなかった本音が、日食というきっかけを通じで現れてきたということです。
私たちが生活している、この三次元(+時間)の世界では、二極性というものが存在します。
二極性の一つが、分断と統合です。統合するためには分断の状態でなければならず、分断するには統合の状態であることが必要であるように、分断が永遠に続くのではなく、やがて統合に向かう為には、分断がはっきりと表に現れることが必要なのです。
アメリカでは国民を二分する政治状態が当面続く為、政治的・経済的な混迷が続き、それらは日本の政治・経済への混迷に繋がります。
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