私たち人(ひと)が生きているとき、命というのは自分のものだと思いがちですが、自分のものではなく、借りものなのです。命は、神仏が作り上げ・支えているものなのであり、人間ひとりのものではない。
人間という存在は、神仏kから命を借り肉体を作り上げて生まれてくるのです。そのため、命の長さというものは自分一人で決められるものではなく、神仏の視点から決まるものです。だから、人の寿命の長さは様々なのです。
生きている間で自分自身ではその長さはわかりませんが、感性を研ぎ澄ませていれば終わりが近づいてくればその時を感じ取ることができるのです。
自分の寿命があとどれくらいなのかを考え悩むより、今という時を充実させて生きることが大切なのです。