馬鹿になることの大切さ

スピリチュアル

「馬鹿になること」は人生の転換期においてとても大切です。

ここでいう「馬鹿になる」とは、もはや役に立たない常識やしきたりを手放し、人としての根源に戻ることを意味します。
心の奥底に眠る、自分本来の感覚に触れるためのプロセスなのです。

スピリチュアルの道を歩み始めた頃ですが、二年ほどほとんど勉強らしい勉強をしない時期がありました。
その時期を過ぎてみると、根源に戻るために最も邪魔になるのは「常識やルール」だと気づいたからです。

私はかつてITエンジニアという職業に長く携わってきました。この仕事では、知識や常識がすべての基盤です。
でも、ガイドたちは時間をかけて、私からその重しを少しずつ取り除いてくれました。しかも、生活や経済の安定は失わずに。
まるで優しい手で、私の羽を広げてくれるように。

振り返ると、この二年間の「馬鹿化」の時間は、決して無駄ではありませんでした。
古い常識を抱えていると、とても悩ましい状態に陥ります。
「ITの仕事をしなければ生きていけない」という古い思いに縛られ、新しい視点を持つことができなくなるのです。
でも、根源に戻った自分の中では、そんな古い常識はもう手放すべきもの。

必要なのは、怖がらずにそれをゴミ箱に捨て、自由になる勇気です。
新しい常識は、私たちが自分の本当の力を取り戻し、魂の声に耳を傾けるためのものなのです。

馬鹿になることは、無知になることではありません。
心の自由を取り戻すための、最も深い学びの時間なのです。


 

【この記事を書いた人】

スピリチュアルカウンセラー八雲ふじた

霊視リーディングやチャネリングの能力を活かして、2004年からスピリチュアルカウンセラーとして、仕事、恋愛、家族など、相談者さまの様々な悩み解決や霊的成長をお手伝いをさせていただいています。

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