節分の豆まきは大晦日の行事だった

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2014年2月3日は節分で、翌日2月4日は立春です。

節分の豆まきというと、今では春を迎える行事となっていますが、本来の意味では大晦日の行事になります。

我々が通常使っている暦(こよみ)はグレゴリオ暦という西洋から導入された太陽暦になりますが、それ以前は天保暦など世界的に使われていた太陰太陽暦(=農暦/旧暦)が使われていました。

太陰太陽暦において、節分とは文字のとおりで、「(季)節を分ける」という意味があります。本来の意味では、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のことを意味しています。
また、太陰太陽暦では立春の前後の新月を一月一日とするので、立春は新年という意味も含まれています。

節分には年の最後にその年の厄を祓って、新しい年を迎えるための行事が行われます。
豆まきは、鬼(厄)を祓うために、豆をまいて追い出して、新年をすこやかに迎えるために行われるものです。

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