潜在意識の書き換えで、重要なことに「ポジティブ指向」があります。
ところが、「ネガティブ指向」を持っている人が以外と多いという事実があります。ネガティブ指向というのは、多くの場合親のしつけが原因です。
「あれをやってはいけない」「これをやってはいけない」「おまえにできるわけがない」「どうせむり」「やるだけムダ」こんな言葉を子供の頃に沢山受取っています。
親としては、子供を育てる上で大切なしつけだと思って子供と接しているのですが、これが元で「ネガティブ指向」が育っていきます。
「ネガティブ指向」の特徴は、[原因] → [結果] がかならずセットになっているということです。原因=理由があるから、ネガティブになるわけです。
ところが「ポジティブ指向」には、原因(=理由)がありません。ポジティブになるのには理由はいりません。そこが大きな違いです。
多くの人がポジティブになるのに、何か理由が必要だと思い込んでいるのですが、そんなものは必要ありません。
また、良く聞かれるのが、ポジティブ指向になるための方法。
ポジティブになる方法を手に入れようとしているのは「ネガティブ指向」に陥っている証拠です。
これは方法ではなく、気付きです。
心のシフトとは、理由なくポジティブになることです。
理由は、ポジティブになってから探せばいいのです。
(補足追記)
原因と結果という二つの要素は、二元世界という分離世界において初めて現れます。
ワンネスという全てが一つというとき、この分離である原因と結果は霧散し消滅します。
つまり、ネガティブ指向というのは後から現れたものであり、大元のワンネスには生み出すというポジティブ指向しか存在しないということです。
だから、ポジティブには原因も理由もないのです。
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