火災で焼失した足利市の八雲神社が再建されたので、行ってきました。
焼失後の状況はこちらの記事(リンク)をご覧ください。
2017年に、伊勢神宮の月讀荒御魂宮の古材を譲り受け社殿が再建されました。
拝殿は、月讀荒御魂宮に覆い屋を掛けるような建て方で、作られています。
月讀荒御魂宮の拝殿そのままの形で、建物の中に建てられています。
伊勢神宮の古材は、良い木材を使っているので、カンナを掛けると新材と同じような状態になるのですが、古材をそのままの状態で使っています。
これは本殿も同じで、伊勢神宮の良い気の風雪を受けた状態のまま使うことで、伊勢神宮の地の良い気をこの土地にもたらすという意味だと思います。
伊勢神宮は、天照大神という天津神系の神社なのですが、その社に国津神の代表であるスサノオが祀られるというのは、ちょっと不思議な感覚です。千木(ちぎ)の削ぎ方も女神の内削ぎになってますし。
それでも参拝するとしっかりとスサノオが現れて来るのが、出雲系の私としては、嬉しかったです。
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