あの世の説明は人によって色々になる

スピリチュアル

あの世と言った時に、人によって定義・説明が、かなり異なります。
良くあるパターンを二つ挙げると、

(パターン1)「この世」と「あの世」の二種類で説明する。
(パターン2)あの世は、階層構造であり、多層的な構造を持っている。

となります。

テレビや雑誌などで話題になるのは、概ね(パターン1)の方になります。(パターン2)の方があの世については、正確に表しているのですが、説明が長く複雑になるので、テレビ・雑誌、あるいは受け狙い向きの説明ではありません。
そのため、一般的に見聞きするのは、単純化されたあの世に関する情報になります。

一般向けの情報の場合は、テレビの視聴率が上がる、雑誌が売れる、ネタとして受けることが主たる目的になるので、正確性よりも、話題性の方を優先してしまいます。

私自身も、雑誌に記事を書いたり、共同執筆で本を出したりしたことがあるので、良くわかりますが、書籍の編集者が一番に考えるのは、「それは売れるネタなのか?」ということです。

これはテレビでも同じです。かつて、テレビ関係者が出演者探しで私のところに来たことがありますが、出演者として視聴率が取れるかどうかが一番関心があります。これは、彼らの仕事を考えれば、それが出来なければ、利益、ひいては給料が出なくなるわけですから、どうしても、そちらが第一の関心になります。

なので、テレビや雑誌などの「マスメディア」においては、あの世に関する情報は、一般の人向けに、分かりやすく受けが良いように、単純化されてしまいます。

実際には、あの世の構造は、多層な構造を持っており、それを説明しようとすると、結構長い説明が必要になります。

なぜ、これほどにも複雑なものになっているのかというと、我々は、多様な経験を求めて地球にきているということがあります。人口が70億人以上もいるというのは、それだけ多様性を求めてきた結果です。

一方で、スピリチュアルな知識を、多くの人に理解してもらおうとすると、やはりある程度の単純化は必要になってきます。正確さを犠牲にしないで、分かりやすく説明するというのは、大変難しいことではありますが、チャレンジする価値があることだと考えています。

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