一般的なビジネスレベルでは、向上するという答えになりますが、クリエイティブな仕事をしようとすると、逆に低下します。
一方で、クリエイティブな仕事をする人が、自分成果なり作品なりを披露したり、流通する場としては、ネットは非常に有効です。
ネットを使う結果として、一番問題なのが、
「自分自身に徹底的に向き合って新しいものを生み出すことができない」
ということです。
ネット上には、様々な便利なツールやサイトがあるので、それらをうまく使うと、一見して生産性が向上したかのような結果を出すことは可能です。しかしそれは、ネット上にある情報を再編集したものにすぎません。
しかし、世の中を見ていると、そういったネット上にある情報を再編集したアウトプットを良く見かけます。(私自身も、パワースポット情報について、私のサイトの情報をコピー&再編集しただけという、著作権違反のサイトをいくつか見かけています)しかし、それらが、クリエイティブなアウトプットになることはあり得ません。
クリエイティブな仕事において、大切なのは、自分自身の「生の経験」と「自分自身に徹底的に向き合って出てきたアウトプット」であり、クリエイティブな仕事をしようとするなら、この二つがなければ、単なる模倣でしかありません。
既に、ビジネスにおいては、ネットを使うというのが、当たり前になってきているので、ネット上の情報だけで仕事上のアウトプットを作成するなら、それは低レベルの仕事しかできないということになります。
もうちょっとわかりやすく言うなら、ネット上の情報をコピペした資料でプレゼンをすると、それは誰にでも作れる資料でしかないので、あなたというビジネスマンの価値は限りなくゼロでしかないということです。
仕事が出来る人になりたいのであれば、ネットにはない、「生の経験」と「自分自身に徹底的に向き合って出てきたアウトプット」を生み出すという、苦闘が必要です。
そして、大切なのは、「あなたにしか出せない答え」があり、「その答えが価値を生み出す」ということです。
コメント
「生の経験」と「自分自身に徹底的に向き合って出てきたアウトプット」を生み出すという、苦闘が必要です。
「あなたにしか出せない答え」があり、「その答えが価値を生み出す」ということです。
至言だと思います。
やくもさんの発信される情報は体験に基づいたオリジナリティの高いものですから自然と質の高いものとなり、読み手も深く納得するのだと思います。
ただ右から左に流すだけでその人自身が見えない情報は、とってつけたようでこなれていないので違和感が残ります。
情報を選択することそのものに選択する人の意図が見える場合もありますが、それはそれだけのことです。
その人自身の苦闘の上勝ち得た情報(=答え)であるならば自分の言葉で語るべきだと思います。
自分の価値を落とすことになりかねないということに気付ける人は残念ながら少数なのかもしれませんね。
「徹底的に自分と向き合う」・・・その通りですね。
ちょっと話がずれるかもしれませんが・・・
私はスピリチュアルな話題を取り扱ったサイトを良く見ています。
そこで感じることですが、そして、それを批判的に見るわけではないのですが、
どこかに偏りがあって、そういうものを読み続けていると
なにかしら、そういうものに洗脳というか、取り込まれるような感覚が
あったりします。現実世界から乖離しているものもありますから。
しかし、八雲さんのブログに戻ってくると、
スピリチュアルと現実世界が大きくかけ離れることなく、
スピリチュアルがあって、その上で現実世界をよりよく生きられる智恵が
盛り込まれているような気がして、
それは、八雲さんがよく言われる「ニュートラル」ということを
八雲さんが常に意識しておられるからだと思います。
八雲さんが独自性を大切にしていらっしゃるのはよく解りますが、
それよりも、もっともっと八雲さんが素晴らしいと思えるのは、
この「中庸な見方」を大切にしていらっしゃることだと私は思っています。