十牛図

スピリチュアル

禅において、悟りの段階を説明するものとしてよく知られています。
悟りというのは、「悟った」←→「悟っていない」というような、AかBかというものではなく、悟る段階というものがあります。それを十段階で表現したものが十牛図です。
ネットで、十牛図で検索すると、色々な人が説明を試みているので、そちらを見てもらうと良いです。ここで面白いのが、悟るというのが、10番目ではなく6番目ということです。つまり一度悟ったら、まだその先の道があるということです。
また、段階にしても1番目から順番に行くとは限らず、知らず知らずのうちに体験を先にしてしまうこともあります。

例としては、かならずしも良くないですが、私のチャネリング体験で言えば、チャネリングというものを知ってはいたが、自分には関係ないものだと思っていました。ところが、ある日、神社で声を聞くわけです。つまりチャネリングするつもりが無かったのに、それが始まってしまいます。
そして、中途半端な知識でチャネリングをすると、良くないということは知っていたので、チャネリングスクールに入って勉強をしたのですが、これなどは、典型的に順番がひっくり返っています。
つまり、
学習+修練 → できるようになる
ではなく、
できてしまった → 学習+修練
ということで、一般論とは逆の順番になります。

なので、十牛図に書かれていることは、絶対的な順番ではなく、自分が今何処にいるのかの目安にするくらいに思った方が適切な見方だと思います。
わたしの場合は、4から5番目くらいの間でしょうか。

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