神は何処か特定の場所に存在するわけではありません。
神は遍在します。
ところで、遍在という言葉ですが、非常に良く似た言葉で、偏在というものもあります。
読みはどちらも「へんざい」ですし、漢字も良く似ているので、間違った解釈がされていることがあります。
なので、ここで「へんざい」について、明確に分けて書いておきます。
遍在(へんざい):どこでも、いつでも、満遍なく存在していること。物質レベルを超えた世界、全ては一つ。
偏在(へんざい):かたよって存在していること。物質レベルの世界、二元的な分離世界。
神は、かたよって特定の場所に存在しているのではなく、あらゆる場所に偏りなく存在してます。なので、遍在しているのです。
神社に神が現れるのは、遍在している神を、感じ取りやすい場所として神社があるからです。
別の言い方をするなら、「現れ」を感じやすい場所が神社なのです。
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