2019年2月の満月(スーパームーン)の記事で、2月19日と書いているものを見かけますが、これは、時差を考慮していなかったり、海外の記事を直訳しているために起きる間違いです。
Googleで「スーパームーン 2019年 2月」で検索すると、この通り。
Googleなので、アメリカ時間を使っていると思いますが、アメリカの標準時は、UTC-4からUTC-10なので、アメリカ時間では満月は19日になります。
日本の場合、日本時間はUTC+9になるので、満月は20日になります。
正確には、日本時間の午前0時54分が満月のピークなので、日本では19日から20日に掛けておきる満月という言い方もできます。
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ここで使っているUTCとは協定世界時のことで、天体観測には通常UTCを使います。UTCはかつてのグリニッジ標準時を継承しているので、アメリカの東部標準時UTC-5はイギリスの時間に対して5時間遅らせた時間ということを示しています。
このGoogleの検索結果が間違いなのかというと、なかなか難しいところでGoogleのサーバーは世界中に配置されており、検索する人も世界中にいるし、日本にいる人でもアクセス回線が海外経由だったりするので、検索する人が何処にいるのかを把握して、全てに対して時差を考慮した正確な時間を把握するのは非常に難しいのが現状です。その為、Googleはアメリカの標準時を使った検索結果を表示しているのだと思います。
でも、紛らわしくて、間違いやすい検索結果であることは確かなので、こういう場合は、主要な国ごとに満月の日付と時間を列挙してくれると良いのですが・・・
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