地震がおきるたびに、人工地震を語る人がいます。
ごく小さな地震であれば、爆発物を使って人工的に起こすことで地質調査に使われていますが、被害が出るような大きな地震となると必要になるエネルギーが莫大になるので不可能になります。
人工地震は存在しません。
存在しないことを証明するというのは、無いものを証明するということになるので、証明ができません。そのため、証明不能です。
人工地震は存在しないため、証明不能となってしまい、その結果として否定することが難しいため、人工地震が存在するということを言う人が後を絶ちません。
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昭和以前の南海トラフの大地震のリストを作ってみました。
684年 飛鳥時代後期 白鳳地震 M7-9
887年 平安時代前期 仁和地震 M8-8.5
1096年 平安時代後期 永長地震 M8-8.5
1361年 室町時代前期 正平/康安地震 M8-8.4
1498年 戦国時代初期 明応地震 M8.2-8.4
1707年 江戸時代 宝永地震 M8.4-8.9
1854年 江戸時代後期 安政地震 M7.2-8.9
大地震が人工地震であると言う人たちは、これらの地震も人工地震と言うのでしょうか?
大規模なエネルギーを扱えない時代に、どうやって人工的に地震を起こすことができたのでしょうか?
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X(旧ツィッター)のスクリーンショットから、
ツァーリ・ボンバは、冷戦下のソビエト連邦が開発した爆発規模が最大の水素爆弾。単一兵器としての威力は人類史上最大であり、実験では50メガトンで行われ、広島型原爆「リトルボーイ」の約3,300倍もの威力を有する。核爆発の衝撃波は地球を3周した。
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